iPad AirかiPad Pro、買うならどっち?二つのモデルの違いを解説

2020年はiPadの年でした。春にはiPad Proが、秋には無印のiPadやデザインが刷新された新しい11インチのiPad Airが発売されました。
無印のiPadは廉価モデルということもあり、ターゲット層もわかりやすくなっています。
しかし、iPad ProとAirはデザインも酷似しており、違いも簡単にはわからない場所がいくつかあります。
今回はiPad AirかiPad Proのどちらを買えばいいのか迷っている人たちのために二つのモデルの比較をしていきました。
iPad Air VS iPad Pro、性能の違いを比較
まず、iPad Proには11インチのモデルと12.9インチのモデル、二つがあります。
今回はiPad Air(10.9インチ)と比較するため11インチのiPad Proをピックアップして比較しますが、iPad Proの二つのモデルは画面の大きさ以外に特に違いはありません。
大きな画面を好む人は12.9インチのモデルを選択してください。
プロセッサやメモリの違い
まず、性能を比較するとなれば真っ先に思い浮かぶのはそれぞれの端末に搭載されているチップ(プロセッサ)の性能です。
2020 iPad AirはAppleの最新のチップA14を搭載しており、一方の iPad Proは少し前の世代A12Zを使用しています。
これだけなら、最新のチップを搭載したiPad Airの方が優れた性能を持っているかのように錯覚してしまいますが、実はそうではありません。
これはiPad Proに搭載されているチップはCPUやGPUのコア数が関係しているのです。
iPad AirのA14チップが6コアCPUと4コアGPUなのに対して、iPad ProのA12ZチップはCPU、GPU共に8コアとなっています。
また、メモリもiPad Proは6GBのRAMですが、iPadAirには4GBがしかありません。
これらのことから、iPad Proは動画のエンコードや複数のアプリを同時に使うなど、マルチタスクの面で強力な性能を発揮できると期待できます。
Face IDかTouch IDか
そして、もう一つ大きな違いとしてはFace IDかTouch IDかというものがあるでしょう。
iPad Airはホームボタンこそ廃止されているものの、電源ボタンとTouch IDが統合されています。代わりに、ProモデルにはついてるFace IDは非搭載です。
Face IDとTouch IDはどちらが優れているというわけではなく、好みによるところも多いようです。
例えばTouch IDはマスクを着用していても使えるというメリットがあり、Face IDには煩わしい動きがなしで使えるというメリットがあります。
カラーバリエーション
また、カラーバリエーションも異なります。
iPad Proはスペースグレイとシルバーの二色展開です。
一方のiPad Airはスペースグレイ、シルバー、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーと5色も用意されているのです。
つまり、スペースグレイとシルバーならどちらのモデルを購入しても問題ありませんが、その他の3色が欲しい人はAirが有力な候補となるでしょう。
iPad AirとiPad Proの価格比較
それでは最後に二つのモデル(iPad Airと11インチiPad Pro)の価格を比較していきましょう。
2020 iPad Air | iPad Pro 11インチ | |
64GB | 62,800円 | |
64GB + Cellular | 77,800円 | |
128GB | 84,800円 | |
128GB + Cellular | 101,800円 | |
256GB | 79,800円 | 95,800円 |
256GB + Cellular | 94,800円 | 112,800円 |
512GB | 117,800円 | |
512GB + Cellular | 134,800円 | |
1TB | 139,800円 | |
1TB + Cellular | 156,800円 |
まとめ
以上がiPad ProとiPad Airの比較になりました。
やはり、iPad Airはカラーバリエーションも豊富で、値段も比較的安価になっているので、ライトユーザーには十分な内容になっています。
ただ、iPadを使ってしっかりと仕事をする人などはやはりProモデルの方がおすすめかもしれません。
あとはお財布との相談も大切ですね。(笑)