Apple Watch Series 6の「血中酸素濃度センサー」は使い物になるのか?実際に使ったユーザーの評価から見えてくる問題点とは

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by しんや

Apple Watchのシリーズ6からは新しく「血中酸素濃度センサー」が追加されました。

このセンサーを使えば「体がどれだけ酸素を取り込んで体内に供給しているか」を血中の酸素濃度をチェックすることで確認することができます。

この指標は心肺機能を中心にした体の健康状態を把握するのに大切なバロメーターとなる、とAppleは説明しています。

しかし、実際はどうなのでしょうか?本当にAppleが言う通りApple Watch Series 6の「血中酸素濃度センサー」は使い物になるのでしょうか?

Apple Watch Series 6の「血中酸素濃度センサー」は期待外れか

残念ながら実際に使用したユーザーの評判はあまり芳しくないようです。

ワシントンポストによるとApple Watchの血中酸素濃度センサーから得られるメッセージといえば「あなたの肺は病気の可能性があります。もしくは、完璧です」と使い物にならないようです。

つまり、Apple Watch Series 6の「血中酸素濃度センサー」の精度はそれほど高くないようで、検出される数値の振れ幅が大きいため参考になるアドバイスが期待できないようです。

ある時は、心肺機能に病気がある可能性を指摘し、ある時は完璧だと言われれば、どちらを信用すればいいのかと困惑してしまいます。

結局、そのようなアドバイスならあってもなくても変わらず、まったく参考にならないのではという話にもなります。

また、ウォールストリートジャーナルもApple Watchの着用をおすすめするかと言う問いに「いいえ」とバッサリです。

こちらもやはりApple Watchの血中酸素濃度センサーに触れ、それが期待外れであったことを強調しています。

なぜApple Watch Series 6の血中酸素濃度センサーは期待外れなのか

では、なぜ今回のApple Watchの血中酸素濃度センサーはそれほど精度が高くないのでしょうか。

実は、これにはAppleにも言い訳があるようです。

そもそも、今回のApple Watchに搭載されたセンサーは「医療用」ではなく、あくまで一般的なウェルネス向けの機能という位置付けなのです。

Appleも全身の健康状態を把握することはできるとしているものの、医療での使用や医師との相談または診断を目的としたものではないと断言しています。

FDAの認可も必要なし、新型コロナウイルスにも役に立たず

実際、Apple Watchに搭載された心電図と違い、今回の血中酸素濃度を計測するセンサーはFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を必要としないものであり、外部の機関によって品質が保証されたものではありません。

そのため、当然といえば当然ですが、今回のApple Watchが新型コロナウイルス感染の早期発見に繋がるという期待は全く通用しません。

さらに言えば、精度が不安定なセンサーには、ウェルネスやフィットネスとしての使い道があるのかも疑問です。

率直に言うと、血中酸素濃度のセンサーに惹かれて購入した場合は、少し期待はずれだとガッカリすることになるかもしれませんね。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

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