iOS14の開発者向けベータ5が公開、新機能や変更点は?

Appleは現地時間の8月18日に開発者向けにiOS14のベータ5を公開しました。
まだまだベータ版ということで単純なバグの修正だけでなく、様々な変更点や新機能がありました。
iOS14開発者向けベータ5での新機能
まずは、今回のベータ5から追加された新機能をみていきましょう。
一つ目はウィジェットに関する新機能です。
ウィジェットの新形状が追加
Tallと呼ばれる新しいウィジェットの形状が追加されました。
これは名前の通り、縦に長いウィジェットで、情報量の多いニュース系のウィジェットなどのために作られたようです。
App Clipが追加
他には、App Clipもいよいよ追加されたようです。
App Clipとはアプリをインストールしなくてもアプリの一部の機能が使えるというiOS14の目玉機能の一つです。
これはベータ5では設定アプリから試すことができるようです。
ただし、この機能を有効に使うには多くの店舗や場所でApp Clipが普及する必要があるため、恩恵を感じられるのはまだまだ先の話となりそうです。
iOS14開発者向けベータ5での変更点
また、新機能だけでなく、変更点も多くあります。
例えば、スクロールホイールの復活です。
スクロールホイールの復活
iOS13では、スクロールホイールと呼ばれるものを使ってアラームやタイマーを設定していたと思います。
しかし、この機能はiOS14の初期ベータで廃止されており、アラームやタイマーを設定するためには必ず数字を入力する必要がありました。
不便というわけではありませんでしたが、スクロールホイールに慣れていたユーザーたちを困惑させていたのは間違いありません。
そのためか、ベータ5では、このスクロールホイールが復活することとなりました。
見た目の変更はありますが、概ね同じような操作が可能になっています。
その他の変更点
他にも、以下のような変更点があります。
- 設定アプリから写真アプリの「非表示」アルバムをオフに切り替え可能に
- COVID-19接触確認アプリが利用できる地域にいるかどうかを通知
- ウィジェットに現在地情報へのアクセスを許可するか選択可能に
- スクリーンタイムでブロックされたアプリのウィジェットもブロックへ
- ショートカットアプリのUIがマイナー変更