iPhone 12は内部背面に謎の磁石サークル内蔵?AirPower関連部品の可能性も

様々に噂されているiPhone 12シリーズ、そういった情報を統合するとiPhone 4のようなエッジフレームのベゼルレスで5Gに対応したiPhoneになりそうで、アナリストらの話によると4モデルでの展開と言われています。
そんなiPhone 12について、多くのリーク情報を公開しているTwitterアカウントから謎のパーツ写真が公開され、その意味や用途などで議論になっているようです。
AirPower用?
YouTubeでEverythingAppleProを運営するフィリップ・コロイ氏は先日、TwitterにてiPhone 12に搭載されると思われるパーツ画像をリークしました。
そのパーツとは環状列石のように円形に何らかのパーツが並べられたもので、彼によればこれはワイヤレス充電に関する磁石を採用した新しいパーツだそうです。
Magnets.. inside the iPhone 12’s chassis 😱 pic.twitter.com/0eJ7HRZjpW
— EverythingApplePro (@EveryApplePro) August 4, 2020
画像を見てみるとこの円状の磁石は薄いセロファンシートのようなものに配置されており、iPhone 12の図面と思われるフレーム画像にはちょうどデバイスの中央に位置するように配置されています。
現行iPhoneのワイヤレス充電パーツは、上記画像のパーツと同様にセロファンシートに細い銅線を円形に巻いたコイル状となっており、図面を信用するならこのコイルを囲うように磁石を配置するパーツとなります。
(下記画像はiPhone 11 Pro Maxの赤いレントゲン画像に図面リーク画像を重ねたものです)
ワイヤレス充電技術において磁石を利用するものはありませんから、これはおそらくAppleが磁界結合方式(電磁誘導方式)のマグネットである程度固定できるワイヤレス充電器を想定している、と仮定できます。
つまり、仕様をある程度変更したAirPowerがついにiPhone 12と共にリリースされる可能性が高い、というワケですね。
Yup. Official iPhone 12 cases will also have this magnet system built in. Likely for perfect alignment with Apple’s wireless chargers. pic.twitter.com/eDEQ474NIX
— EverythingApplePro (@EveryApplePro) August 5, 2020
イメージ的にはApple Watchの充電器ように、充電器に近づけると充電位置にスッと誘導してくれるイメージで、以前AirPowerが技術的問題でリリースできなかった問題の1つを、この磁石で解決する考えです。
もちろんAirPowerではなく、Apple Watchの充電器のような専用充電器リリースの可能性も十分考えられますが、今のところ過去の情報からもAirPowerのリリースが最有力でしょうね。
まとめ
筆者は正直ワイヤレス充電に魅力を感じてはいないので、今回のリークで大きく心が動かされるような事はないのですが、あの発売断念したAirPowerがリリースされるかも知れないとファンの間では期待の声が高まっているようです。
もちろんこのリークが偽の情報の可能性もあるのでハッキリとした事はわかりませんが、いよいよ発売が期待される時期になってきただけにこうした情報の注目度は以前よりも高まっていますね。