Appleのマップアプリに日本のLook Around実装!現在10政令指定都市とその付近で使用可能

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by メカ村

昨年発表されたiOS 13では、Appleの純正マップ新機能としてLook Aroundと呼ばれる、いわゆるGoogleストリートビューのような機能が実装されましたが、生成には膨大な時間と現地での写真が必要になる事からアメリカの一部都市部のみの展開となっていました。

長らくこの機能について続報がないため忘れている人も多かったのですが、なんと昨日未明にひっそりと日本の一部都市とその近辺で使用可能になっている事が明らかとなりました。

一部政令指定都市とその付近

iPhone 11シリーズとともに発表され昨年秋に公開されたiOS 13、その新機能として純正マップにLook Aroundと呼ばれるストリートビュー機能が実装されたのですが、発表時はサンフランシスコ・ラスベガス・ホノルルのみ。

その後も日本では話題にならなかったもののアップデートされ、現在はアメリカでも11の大きな都市部のみに限定した機能に留まっており、世界展開はまだまだ先だと考えられていました。

ところが昨日未明にLook Aroundが日本の一部都市などでも利用できるようになっていると、Ata Distanceさん(@Kanjo)が発見しました。

ツイートではiPadのマップで新宿駅付近を表示し、西口のところに双眼鏡のマークが見え、画面右上のワイプに双眼鏡の地点から見た新宿駅西口の様子が映し出されているのがわかります。

Look Aroundの世界展開はまさかの日本初となっており、まだ一部の都市部と地域でしか利用できないとツイートや各種メディアの情報で確認できるのですが、かなり拡大しないとLook Around判定を確認できないので、正確な対象地域は確認し切れていません。

筆者は日本の政令指定都市20市で使用できるか試してみたのですが、使用が確認できたのは下記の10の政令指定都市とその付近に止まりました。

  1. 埼玉県さいたま市
  2. 千葉県千葉市
  3. 神奈川県横浜市
  4. 神奈川県川崎市
  5. 神奈川県相模原市
  6. 愛知県名古屋市
  7. 京都府京都市
  8. 大阪府大阪市
  9. 大阪府堺市
  10. 兵庫県神戸市

まだまだ利用地域は少ないですが、Look Aroundの世界展開初対応国が日本というのはなんだか嬉しいですね。

AppleはLook Around用の画像収集作業について情報を公開しており、気になるひとはコチラから確認してみてください。

まとめ

筆者も自身の運営する電子タバコの店舗のLook Aroundなどを確認しましたが、まわりの状況的に2019年の秋頃の画像が使われているのが確認でき、Googleストリートビューとはまた違った操作感などが面白かったです。

残念ながらLook Around用の画像収集作業にリストされていない都道府県も存在するのですが、コロナが落ち着いてLook Aroundが他の国でも提供される事には、日本全土で利用できるようになっているのではないでしょうか?

参考:appleinsider

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