天気ウィジェットには問題があった?iOS 14パブリックベータ2で削除へ

2日前にデベロッパーベータ3がリリースされたiOS 14、なんと翌日にはパブリックベータ2がリリースされており、内容はデベロッパーベータ3とほぼ同じという事でインストールしたユーザー間で盛り上がりを見せています。
筆者も昨日夜にアップデートしたのですが、以前お伝えしたバグが実在していたのか、天気ウィジェットが削除されている事が確認できました。
通信頻度に問題?
昨日夜iOS 14パブリックベータ2がリリースされて筆者も早速アップデートしたのですが、アップデートが終わって起動した画面に真っ黒なウィジェットが表示されていました。
なんかのバグかな?と思って調べてみると、ウィジェットエディターの中から天気ウィジェットが削除されており、ウィジェットが配置されているものの表示するためのコードが削除され、真っ黒な空間が表示されている状態だったようです。
天気ウィジェットについては以前、筆者のiPhone 7に配置した時から12時間放置で80%も減る異常なバッテリー消費が確認されており、おそらくコレが他のユーザーからも多数報告されてとりあえず単純削除されたものと考えられます。
ウィジェット機能公開時に紹介された天気ウィジェットは、都度アプリを開かなくても天気情報を常にホーム画面に表示してくれる便利機能として紹介されており、多くの人が期待していたウィジェット 機能の1つでした。
天気ウィジェットによるバッテリーの異常消費の原因はおそらく通信頻度と考えられており、ロック中もかなりの頻度で天気情報を取得し続けるため、常時SNSアプリを開いて見ているような消費量になったものと考えられます。
デベロッパーベータ3リリースまでに改修できなかったのでとりあえず一旦削除、何らかの修正が完了次第改めてリリースされるでしょう。
ちなみに手洗いについてはAppleもコロナの影響でかなり本気になっているようで、画面4スクロールに渡って手洗いの必要性やするタイミング、効果のある手洗い方法などが表示されていました。
その他のアップデートについては概ね問題ないのですが、ウィジェットエディター初回起動時に表示される説明がタイトル日本語で本文英語といった細かいミスなどがあり、おそらくあと5回リリースされるベータ版で順次修正されていくでしょう。
まとめ
天気ウィジェットはかなり便利だった上に、せっかくスタックしたウィジェットがメモとカレンダーの2個になってしまって残念ですが、さすがにこのまま削除でiOS 14がリリースされるとは思えないので、しばらくの辛抱といった感じです。
App Libraryでコンテキストメニューが使用できるようになったのは非常に便利なので、今後のベータアップデートにもかなり期待ができそうです。