Apple TV+って人気なの?米国内の普及度が判明、NetflixやAmazonプライムに比べると

Apple TV+はAppleが提供する動画のストリーミング配信サービスで、Appleオリジナル作品を中心に配信されています。
同じく、動画配信サービスのNetflixやAmazonプライムに比べるとApple TV+はどのくらいの人気なのでしょうか?
米国内でのApple TV+の普及度
HarrisXとMoffettNathansonは各動画配信サービスに関してアメリカ国内での普及度を調査しました。
特にApple TV+はサービスが開始してから一年も経っておらず、どのくらいのペースで普及しているのか気になるところです。
Apple TV+は低迷中
そして、調査結果によれば、Apple TV+は7%の普及率と言うことが判明しました。
これは、その他の主要な配信サービスと比べると惨敗と言える数字です。
一方で、Netflixは73%、Amazonプライムは、52%とApple TV+参入後も影響を受ける様子はなく順調に推移しています。
また、7%と言う数字そのものが低すぎると言うのはもちろんですが、同じ時期に参入したDisney+の28%に比べても全く歯が立っていないことがグラフからは分かります。
これは、AppleTV+がまだ参入して1年も経っていないから普及していないのではなく、単純なコンテンツ力で負けていると言うことを認めざるを得ないのかもしれません。
このグラフはアメリカ国内の普及度ですが、おそらく日本国内の普及度も同じような割合だと推測されます。
Apple TV+のコンテンツ
それでは、訴求力が足りていないApple TV+の「コンテンツ」とはどのようなものなのでしょうか?
Apple TV+は月額600円で、配信されているコンテンツであれば見放題な、よくある動画配信サービスの一つです。
しかし、NetflixやAmazonプライムとは大きく異なる点が一つだけあります。
それは、配信されている動画が「Appleオリジナルのみ」という点です。
つまり、有名な映画がApple TV+で配信されていれば、その作品の力を借りて新規の客を呼び込むこともできますが、Apple TV+にはそのようなものがありません。
全てがオリジナル作品でありながら、ディズニーのような知名度もない作品ばかりということがApple TV+の普及を妨げている原因とみて間違い無いでしょう。