iPhone 12シリーズはバッテリー容量減少?韓国の認証機関から情報流出
様々な情報が噂されるiPhone 12シリーズですが、ここにきて多くの人がかなり重要視しているバッテリー容量の情報が舞い込んできました。
例年通りであればバッテリー容量は増加傾向にあるのですが、なんとiPhone 12シリーズは機種によってガッツリ容量が減ってしまうかも知れません。
全機種基本的に減少?
本日未明、中国のITメディアが韓国の安全認証機関である産業技術試験院(KTL)の安全認証に合格した、3種類のiPhone搭載用バッテリーの情報を公開しました。
iPhone 12は4種類展開と噂になっていますがサイズ自体は3種類という情報が多く、iPhone 12 MaxとiPhone 12 Proが同じサイズだと考えれば4機種3サイズ展開という可能性も十分考えられるでしょう。
今回公開された情報は3種類のiPhone搭載用バッテリーという事は分かっているものの、どのバッテリーがどの機種に搭載されるかなどは明らかになっておらず、現在安全認証に合格したバッテリーの容量がそれぞれ2,227・2,775・3,687mAhという事がわかっています。
iPhone 12シリーズはそれぞれ5.4インチ・6.1インチ・6.7インチで展開されると考えられており、サイズ感とバッテリー容量は比例する事から5.4インチ=2,227mAh、6.1インチ=2,775mAh、6.7インチ=3,687mAhとなるのはほぼ間違いないでしょう。
しかしこの情報が事実ならば実際かなり悲しいお知らせで、現行モデルであるiPhoneのバッテリー容量がそれぞれiPhone 11=3,110mAh、iPhone 11 Pro=3,046mAh、iPhone 11 Pro Max=3,969mAhと、まさかの容量減少となってしまいます。
- 2,227-3,110=-883mAh
- 2,775-3,046=-271mAh
- 3,687-3,969=-282mAh
スマホのバッテリー容量が減る原因は主にハードウェア追加などによる内部スペースの減少が大きく、iPhone 12シリーズも5G対応チップや噂になっているカメラモジュールの追加などによって、バッテリーに割くスペースが減ってしまったのかも知れません。
ただし、iPhone 12シリーズに搭載されると噂の新しいiPhone用A14チップは高性能ながら消費電力を抑えられるとの情報もあり、実容量こそ減少してしまったものの、バッテリー駆動時間が向上して実働時間自体は据え置きないし向上している可能性もあるでしょう。
この情報は韓国の国営団体の資料に基づくものであり、日本でいう技適と近しい認証の書類ですから、情報の確度はかなり高いものだと考えられています。
まとめ
この資料がメディアのでっち上げた公文書を改竄した偽情報というのは考えにくいですから、iPhone 12のサイズは3種類でバッテリー容量自体は減ってしまう、というのはほぼほぼ確定情報だと考えられます。
バッテリー容量自体が減ってしまうのは基本的に残念な情報ではあるのですが、新しいiPhone用A14チップによって高性能かつ省電力になればあまり大きな問題ではないですし、そこまで落胆するような情報ではないのではないでしょうか。