充電器とEarPods同梱廃止なのに値上がり?iPhone 12は79,800円〜と予想される

iPhone 12シリーズの充電アダプタとEarPodsについては様々な情報が飛び交っており、今一番有力な情報としてはその両方がiPhone 12シリーズで同梱されなくなるというものがあります。
この同梱とりやめについては賛否両論多くの意見があるのですが、賛成意見にあった「コストダウンで価格が安くなるから」は実現しない可能性が出てきました。
5GとOLEDの搭載が原因か
アナリストであるジェフ・プー氏の話によると、「iPhone 12に充電アダプタとEarPodsは同梱されないが値上がりする」という情報があるようです。
充電アダプタとEarPodsの同梱取りやめについてはつい最近多くの場所で噂となっており、先日はインナーパッケージのCADデータと思われる画像もリークされ、この充電アダプタとEarPods非同梱についてはかなり現実味を帯びた情報となっています。
iPhone 12 inner box.
— ConceptsiPhone (@RanAvni1) July 7, 2020
This leaked image confirmed the rumors that the iPhone 12 will not come with a charger. 100% real.
.@9to5mac @MacRumors#iphone12 pic.twitter.com/bGHUbLENft
この非同梱情報には賛否両論多くの意見が寄せられており、賛成派の一部意見である「同梱物が減ってコストが下がりiPhoneの購入価格が下がるのは良い事だ」といったものもあるのですが、プー氏の情報が本当ならこの意見は意味を成さなくなりますね。
プー氏によればiPhone 12はiPhone 11に比べ50ドル価格が上昇し、iPhone 12の一番安いモデルで749ドル(日本販売価格79,800円)となるとの事。
この価格上昇の大きな理由はiPhone 12から対応されると噂の5G対応チップ搭載コスト、ならびに液晶ディスプレイからOLEDに切り替える事が原因とされており、充電アダプタとEarPods分をマイナスにしても価格上昇してしまうとの事です。
また6.1インチで登場すると言われているiPhone 12 Maxについては799ドル(日本販売価格84,800円)〜849ドル(日本販売価格90,800円)になると言われており、数世代前のハイエンドスマホ並みかそれ以上の価格になっています。
iPhone 12 ProとPro Maxについては正確な情報を持っていないそうですが、仮に据置の999ドル(日本販売価格106,800円)と1,099ドル(日本販売価格119,800円)だといよいよiPhone 12と12 Maxの存在意義が薄れてきますね。
一方で以前から有名リーカーや中国系メディアがiPhone 12が649ドル(日本販売価格69,800円)になるとする情報とぶつかる情報であり、これもこの情報の賛否を分ける原因となっています。
まとめ
発売されるまでどうなるかは我々にはわからないのですが、ミドルレンジモデルであるはずのiPhone 12がカメラ性能くらいしかProシリーズと事ならなくなるなら、カメラ代に250ドル(約27,000円)上乗せするようなイメージになりますね。
他にも様々な情報があるので簡単に比較などはできないのですが、iPhone 12にOLEDと5Gを搭載する事で無印とProの間の差がどんどん無くなっていってしまう事を考えると、以前のような2モデル(iPhone 7と7 Plus)展開の方が色々都合が良いようにも感じます。