iOS13.5.1にミュージックアプリが原因でバッテリーが大量に消費されるバグ、対処法は?

先週頃からiOS13.5.1をインストールしたiPhoneでバッテリーが大量に消費されるバグの報告が相次いでいます。
原因はミュージックアプリにあるようですが、対処方法はどうすれば良いのでしょうか?
目次
バッテリーがすぐなくなる原因はミュージックアプリに
Appleのサポートコミュニティや、SNS、掲示板を中心にiPhoneのバッテリー消費がおかしいという報告が増えています。
これらの報告はほぼ全てのケースで、Appleの純正音楽アプリ「ミュージック」が原因とされています。
Does anyone know how to fix the music glitch with the newest iPhone iOS? It’s draining my battery all day. pic.twitter.com/2Tu6Dr97Fj
— jeb Whitley (@jebwhitley) July 8, 2020
例えば、上のツイートではiPhoneのバッテリーが67%ミュージックアプリに吸い取られています。
しかもバックグラウンドでの動作だけで半分以上です。
他にも90%と近く吸い取られている人もいるなど、かなり大きな影響になっているようです。
自分のiPhoneで確認する方法
もしも最近バッテリーが早くなくなることに心当たりがあるのなら、ぜひご自身のiPhoneでも確認してみてください。
確認方法は簡単で設定アプリから「バッテリー」の項目を選択すれば割合をチェックすることができます。
もしもミュージックアプリが心当たりもないのに、半分以上使用しているようならiOS13.5.1のバグである可能性があります。
バグへの対処方法
今回の問題の原因は、ほぼ間違いなくアプリやミュージックアプリのサーバー側のバグと見られています。
以下に有効だったと報告された対処法をリストアップします。ただし、全ての手順を試しても改善しなかった人います。
その場合はAppleがアップデートで対処することを待つしかありません。
- アプリの強制終了
- iPhoneの再起動
- 設定からバックグラウンドでの更新を無効にする
- 設定のモバイルデータ通信からミュージックアプリの通信を無効にする
- アプリを削除し再インストールする
他にも本体を初期化してバックアップから復元する方法もありますが、こちらは少し面倒なので修正が行われるのを待つ方が楽かもしれません。
このバグは多くのユーザーから報告されているため、Appleも可能な限り早く対処するでしょう。