iPhone 12に充電器とEarPodsは同梱されないの確定?パッケージCADデータ流出
iPhoneの同梱物と言えば今までずっと充電ケーブルに充電アダプタ、EarPodsにマニュアルが付属しており、コネクタの変更やイヤホンジャックが廃止されても基本的に変更はありませんでした。
しかし先日リークされたiPhone 12シリーズのパッケージと思われるCADデータを見ると、兼ねてから噂になっていた「充電器とEarPodsの同梱廃止」が現実味を帯びてきました。
今までと形状が大きく異なる
リーク情報を元にiPhoneのコンセプト画像やコンセプト動画をリリースするConceptsiPhone(@RanAvni1)は昨日未明、iPhone 12シリーズのインナーパッケージのCADデータとされる画像を公開しました。
このCADデータはConceptsiPhoneいわく「信頼できる情報源」から提供されたもののようで、iPhoneの箱の中に入っているプラスチック製の仕切りである事がわかります。
iPhone 12 inner box.
— ConceptsiPhone (@RanAvni1) July 7, 2020
This leaked image confirmed the rumors that the iPhone 12 will not come with a charger. 100% real.
.@9to5mac @MacRumors#iphone12 pic.twitter.com/bGHUbLENft
この画像の最も特筆すべき点は充電アダプタとEarPodsを入れるスペースがなくなり薄型化している事で、この画像の情報を信用するのであればiPhone 12シリーズに充電アダプタとEarPodsは同梱されないものと考えるのが普通でしょう。
正直なところiPhoneユーザーでEarPodsを使用しているのは少数はであり、特にイヤホンジャックが無くなってAirPodsなどが出てからBluetoothイヤホンを購入するユーザーが多い事を考えれば、廃棄問題やコスト削減の観点から同梱を廃止するのも不思議ではありません。
充電アダプタの同梱廃止については、Appleが最近iPhoneを購入したユーザーに向けて「前に使っていたiPhoneに同梱されていた充電アダプタをどうしましたか?」というアンケートをとっている事が明らかとなっており、その結果を反映した可能性が高いです。
iPhoneの交換周期は早い人だと毎年、一般に2〜3年で交換する人が多いそうですが、単純構造のApple純正充電アダプタは数年で故障するような作りをしておらず、捨ててしまったり箱に入ったまま仕舞ってしまう人も少なくないでしょう。
これによるコストダウンがどれほどのものかはわかりませんが、使用しない同梱物が付属していないのは喜ばしいものの、本当に同梱しないのであれば新規にiPhoneを買う人にとっては充電アダプタだけ別途用意しなくてはならいなので、ちょっと手間かも知れません。
またこの薄型になったインナーパッケージが採用された場合、箱のサイズそのものも薄型化される可能性は十分考えられ、最大で半分ほどの高さに変更された薄型パッケージに変更になる可能性もあるでしょう。
まとめ
iPhoneの同梱物やパッケージ構成、パッケージのサイズ感などは今までほとんど変わっていなかったのですが、今年のiPhone 12シリーズからガラッと変わるかと思うとちょっとワクワクしますね。
今はまだ数々の噂やリーク情報のどれが本物でどれが偽物かはわからないですが、こうした情報に目に見えるものが増えてくるといよいよ今年もiPhone発売の季節が近づいてきたと感じさせます。