今年のWWDCは良いことばかりではない?参加者が指摘した良い点悪い点

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by メカ村

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界中ではあらゆるイベントが開催延期や中止、あるいはオンライン化して開催したりなどの対応を行なっており、先月行われたAppleのWWDC2020も例年のイベント形態ではなく、完全オンラインでの公開という新しい形で実施されました。

WWDCは誰もが想像したものよりも有意義でほとんど苦情や文句のような意見は見られなかったのですが、実際に参加した開発者らの意見を統合すると良い点、悪い点がそれぞれあった事が振り替えられています。

コミュニケーション問題

今年のWWDCは完全オンラインという形で公開され、おそらく新型コロナが収束なりワクチンが世界中に行き渡るまでは同様の形態をAppleはイベントで採用すると考えられており、今年秋に開催されるであろうiPhone 12発表イベントもほぼ確実にオンラインイベントで開催されるでしょう。

先月開催されたWWDCでは開催前から開催後を通してほとんど否定的な意見などはなかったのですが、開発者らが実際にWWDCで得た感想を振り返ってみると良いことばかりではなかったようです。

まず初めに良い点ですが、以前のWWDCには参加人数制限が設けられており、Appleからランダムに選出された開発者(一部企業を除く)に招待状が届かないとそもそも参加する事ができず、また移動や滞在費、参加費などに莫大な費用がかかっていました。

これらがほぼ全て解消された事は開発者の多くが歓迎しており、実際に今まで運悪く参加できなかった開発者も参加できたり、今まで参加する際に必要だった莫大な費用や参加チームの申請がほぼ無くなったのは喜ばしい事で、他にも下記のようなメリットが挙げられています。

  • 開発者セッションがより細分化された
  • 必要なカリキュラムだけ確認できるように
  • 結果的に無駄な時間が減った
  • 物理的干渉が無いのでイベントに集中できる

しかし良いことばかりではないようで、今までのWWDCに参加した事がある参加者からは下記のようなデメリットが挙げられています。

  • 同僚らとリアルタイムディスカッションが不可
  • 相手カメラがオフになるとちゃんと集中しているか不安に
  • 開発者間のWWDCにおける偶発的コミュニケーションが不可
  • イベントへ参加した実感が非常に薄い

特に大きい意見はWWDCにおける偶発的コミュニケーションについてで、例えば近くにいてたまたま話しかけた開発者とアイディアで盛り上がる、新しい仕事が偶発的に生まれる、といったコミュニケーションによる恩恵がなくなってしまった事を惜しむ声が多かったです。

オンライン化によって誰もが参加できる形態となり、オンラインで選択する事で無駄なく自分の欲しい情報のみにアクセスできるようになりましたが、その対価として失ったのはディスカッションや偶発的コミュニケーションというイベントならではの醍醐味でした。

現状WWDCを前と同様に開催できないのは百も承知ですが、コロナが収束した暁には両方の要素を取り込んだ新しいイベント形態を作ってもらい、良いとこ取りのようなWWDCなどを開催して欲しいですね。

まとめ

デメリットにあった「相手カメラがオフになるとちゃんと集中しているか不安に」というのはリモートワークでも同様の声が上がっており、仕事内容が成果報酬制でもない限り相手を信用しにくいという、人間がコミュニケーションをいかに重要視しているかわかる意見ですね。

逆に今まで参加できないなかった開発者の多くが任意で参加できるようになり、全てのイベントに参加せずとも必要な情報だけを選んで取得できるようになったのも素晴らしい形態なので、このオンラインと今までのオフラインを融合したイベントに期待が集まっています。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:appleinsider

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