日本のコロナ接触アプリは規約違反?バグが多いとの指摘も

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by メカ村

世界中で未だ猛威をふるい続ける新型コロナウイルス、日本は他国に比べ比較的軽微な感染拡大ですが依然として予断を許さない状況で、これからコロナ蔓延の第二波が来るとも言われていますね。

日本政府はこの状況を受け、個人を特定しない形でコロナ感染者と濃厚接触したかどうかなどを判定するアプリをリリースしたのですが、アプリ自体に疑問の声や思ったほどダウンロードされない現状があるようです。

28日17時時点で約464万人

日本でも感染拡大が治らない新型コロナウイルスによる危機的な状況を鑑み、日本政府はAppleとGoogleが共同開発したコロナ感染者との濃厚接触を確認するシステム、『Contact Tracing』を採用した新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』を先日リリースしました。

このアプリは個人情報を特定しない形で感染者との濃厚接触者を割り出す仕組みを採用し、自身の最近の行動範囲から感染者と濃厚接触したかを判定してくれるアプリで、感染の早期発見による感染拡大封じ込めを目的に開発・公開されました。

このアプリは人口の6割が使用する事で効果を発揮し始めるとの事なのですが、日本の総人口約1億2,593万人、その中で10歳未満のスマホを持ってないと仮定される子供と高齢者をざっくり約3,600万人として差引し、その60%に当たる5,396万人には到底満たないダウンロード数となっています。

厚生労働省の公式ホームページでは、6月28日の17時時点で約464万人のユーザー(重複ダウンロード含む)がiOSないしAndroidでダウンロードしているとの事で、目標値の10%にも満たないダウンロード数となっているようです。

またその仕様にはバグと思われるものも多く、致命的なものを挙げるとするなら「Appleの規約違反」「特定動作で再インストールしても使用不能になる」という2点があり、このようなアプリをリリースした政府を批判する声も少なくありません。

「Appleの規約違反」については、厚生労働省がこのアプリを「公開から1ヶ月は試行版」と表現しており、App Store Reviewガイドラインにある「2.2 ベータ版テスト」項目の「デモ版、ベータ版、トライアル版のAppをApp Storeで公開しないでください」に抵触しています。

また「特定動作で再インストールしても使用不能になる」については、「Bluetooth通信を有効にしてください(実際はCOVID-19接触のログ記録と通知の機能)」と表示された時にこれを拒否すると、アプリを再インストールしようがアプリを起動できなくなるとの事。

アプリが1つの操作で2度と起動すらできなくなる仕様というのは意味不明な仕様ですし、この他にも使用開始日を任意に変更できてしまったり、プライバシーポリシーを迂回できてしまったり、処理番号の発行が現時点でできないなど、問題が山住みの状態でのリリースとなったようです。

まとめ

せっかく政府主導でコロナ対策アプリが出てきたと思えばバグ祭りで、まるで締め切りを迫られ取り敢えず「試行版」と称してバグ織り込み済みでリリースした感が否めないです。

Appleの規約違反と致命的なバグの存在も気にかかりますが、ダウンロード数が目標値の10%にも満たない状況も看過できない状況ですから、ぜひ政府には完璧に近い本番アプリをリリースしてアプリが効果を発揮する数までダウンロード数を高めて欲しいですね。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:厚生労働省

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