TikTokがキーボードの不正読取疑惑を否定!動作がスパム対策であると説明

投稿日:

by メカ村

先日のWWDC2020で発表されたiOS 14には、アプリがクリップボードを参照したり使用したりした瞬間に通知するシステムが追加されたのですが、この機能によってTikTokなど一部のアプリがキーボードを読み取っている疑惑が発生しました。

その様子は動画に収められTwitterをはじめとしたSNSで拡散し瞬く間にメディアによって取り上げられたのですが、TikTok側から公式声明が発表されむしろ疑惑が強くなるような事態になっているようです。

本当にスパム対策?

本日TikTokがiPhoneでキーボード入力した情報を読み取っていた事をお伝えしましたが、そのTikTok側がイギリスの新聞社The Daily Telegraphに対し公式声明を送付していた事が明らかとなりました。

この問題は、iOS 14で実装される予定の「アプリがクリップボードを参照したり使用したりした瞬間に通知するシステム」によって、特定のアプリが不要なクリップボード参照などを行っていないか確認する過程で発見されました。

上記の告発ツイートの動画では、TikTokがユーザーのキーボード入力の度にその内容を読み取り、なぜか「TikTokはInstagramからペーストしました」と表示され、まるでTikTokがInstagramを覗いているような印象の通知が何度も何度も表示されます。

この情報は世界規模で拡散したのですが、これにすぐTikTok側が反応したようで、The Daily Telegraphに対し「TikTokはクリップボードから情報収集をしていない」と強調しています。

続けて、「TikTokは繰り返されるスパム行為を識別する機能を実装しており、これが反応しただけだ」と説明し、あくまでTikTokで行われるスパム行為の防止対策であり、ユーザーの入力した内容を不正に取得していたワケではないというスタンスです。

しかし他のSNSのスパム対策は基本的に投稿された内容をサーチして判断するもの、あるいは内容を送信するタイミングでフィルターに掛けるものが多く、TikTokのようにリアルタイムで入力している内容を確認・精査するのは非効率的でかなり怪しい挙動と言えます。

また、この声明と同時に「この機能を排除したバージョンをすでにストアに申請している」とも説明しており、もし本当にスパム対策機能なのであればスパム対策を何の理由もなく捨てた事になりますし、あまりにも対応が早く不自然極まりない動きと言えますね。

まるで監視がバレたので焦って声明を作成・送信し、後から付けた監視機能を急いで外してアプリ更新申請をしたように見えるのですが、真相を知るのはTikTok内部の人間のみとなっています。

まとめ

もし本当にスパム対策機能なのであれば、そのまま機能を継続しつつ「別の手法のスパム対策を実装してリリースします」とする方が自然ですし、側から見れば何かを急いで隠そうとしているようにしか見えませんね。

通知に表示されるInstagramとの関係もはっきりしませんが、こうした挙動のアプリが有名なアプリで最低でも7つ(AliExpress、Call of Duty Mobile、Google Newsなど)見つかっており、各社の対応に注目が集まっています。

iPhoneをチェックする

 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:9TO5Mac

人気記事

ランキングの続きを見る


関連記事