アメリカのApple Store11店舗がわずか数日で再び休業へ、コロナの感染拡大が原因

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by しんや

アメリカの一部地域では再びコロナウイルスの感染が拡がっています。

その影響で、すでに再開していた一部のApple Storeも再び一時休業へと追い込まれました。

11店舗のApple Storeはわずか数日で再び一時休業

Appleは今週、ニューヨークのApple Storeを含む全米70店舗以上の営業再開を告知しました。

しかし、早くも一部店舗の休業が決定したようです。フロリダ、ノースカロライナ、サウスカロライナ、アリゾナなどにある、11店舗が対象です。

これらの地域では再びコロナウイルスの患者数が増加傾向にあるのです。

そのような状況を受け、Appleは6月20日から「コロナの影響で、いくつかの地域では一時的にApple Storeを閉店する」と発表しました。

また、「経過を注意深く見守っていく」と同時に「なるべく早い再開を目指している」ともコメントしています。

同社は、たとえ再開した一度決定した店舗であっても、必要があればためらわずに休業することを表明しており、今回の11店舗はまさに閉店の必要があった店舗ということになります。

経済活動が再開した州を中心にコロナ急増中

アメリカでは、依然として新型コロナウイルスの感染者が減る気配がありません。

ニューヨークに比べて比較的被害の少なかった南部の州や、西海岸の地域では、段階的に経済活動が再開されています。

そして、経済活動の再開とともに、州や地域を跨いだ人の移動が増加したため結果的に感染者数の増加へ繋がっているのでしょう。

例えば、休業の対象店舗に含まれているアリゾナの地域では先月の4倍以上の患者が報告されています。

また、テキサスでも一部の地域が感染者数の過去最多を記録するなど、今後再び休業へ追い込まれるApple Storeが増え続ける可能性も否定できません。

日本でも「COCOA」で対策を

そして、日本でも、徐々に経済活動が再開しているため、コロナ患者の数が少しづつ増え始めています。

厚生労働省は昨日、コロナウイルス感染者と接触した場合スマートフォンを介して通知してくれるアプリ「COCOA」を開発しました。

このアプリを使っても、濃厚接触の後に通知されるため直接コロナへの感染を防げる訳ではありませんが、「無自覚のうちにウイルスを拡める」ことを防いでくれるため、多くの人がインストールすれば結果的に感染のリスクを減らすことへ繋がるでしょう。

このアプリは多くの人が同じアプリを使うことに意味があるため、コロナウイルス感染拡大を防ぐためにもぜひみんなで「COCOA」をスマホへインストールしましょう。

「COCOA」をiPhoneへインストール方法はこちらから確認できます。

参考:9TO5Mac

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