流出したiPhone12のデザインは全部偽物?有名リークYouTuberが最近出てきた金型全否定

先日iPhone 12ケース用のモックアップとしてニュースとなった金属製iPhone 12モックですが、これが偽物である可能性が出てきました。
YouTubeでIT系ニュースなどをリリースし、自身もリーク情報を配信している有名YouTuberが例の金属モックアップ画像を確認し、「これはiPhone 12ではない」と断言しているようです。
12月のCADデータ使い回し
自身もリーカーとして情報を発信しながら、各所で報じられるIT関連のニュースや情報などを検証・配信しているFRONT PAGE TECH運営社のジョン・プロッサー氏は本日、最近出回っているiPhone 12金型モックアップが偽物であるというツイートを発信しました。
彼がなぜこの情報を偽物だと断じれるのかその根拠は明らかにされていませんが、非常に高い確率で偽物であるという根拠になり得る情報を発信しています。
These are printed from the same CAD mockups that we saw back in December.
— Jon Prosser (@jon_prosser) June 16, 2020
You’ve seen these CAD renders multiple times at this point.
Same CADs… just printed with metal this time.
This are not new.
This is not iPhone 12. https://t.co/SPpvEw271t pic.twitter.com/cFth6ExOhc
その根拠とは、実はこの金型と全く同じ構造のCADデータで作られたと考えられるモックアップが12月時点で存在している点で、今回新たなリーク情報として登場したのはCADデータを使い回し金属製にしただけ、という事のようです。
そもそもこのCADデータの出所がわかっていないので本物と断定する事が難しく、そのデータをわざわざ金属で作り直して「iPhone 12の新情報」としてリークしようとしているワケですから、彼の目に偽物と映っても仕方がないでしょう。
ただしそれはあくまでCADデータが偽物である場合に限る話で、仮にこのCADデータがAppleないしAppleサプライヤーから漏れた本物のデータであった場合、昨年12月時点ですでにiPhone 12の外装は世にリークされていた事になります。
しかしながら、プロッサー氏はIT界隈のリーク情報について業界3位、的中率にして86.7%というかなりの情報精度を保っている事から、今回のiPhone 12モックを偽物だったと捉える人も少なくないようです。
彼が何の証拠もなく「偽物だ」と断じるのはなかなかない状況だと思うのですが、もしかしたらまだ我々にリークしていないiPhone 12の確かな情報を持っているのかも知れません。
前述の通り、本物であればAppleないしAppleサプライヤーから漏洩したデータ、偽物の場合はファンらが噂や特許情報をベースに作り出した理想のiPhone、という事で間違いないでしょうね。
まとめ
残念ながらプロッサー氏はこれ以降ツイートしておらず、FRONT PAGE TECHにも全く動きが見られないため彼がどうして突然このようなツイートをしたかわかっておらず、続報が待たれます。
実は少数ながら、ほかのリーカーもこの金属iPhone 12モックアップについて「偽物だ」と声を上げているのが確認でき、もしかしたら我々の知らないところでiPhone 12に関する重大なリーク情報を精査している最中なのかも知れません。