TwitterがFacebookを参考に?ツイートに絵文字で反応する機能実装か

投稿日:

by メカ村

TwitterとFacebookは世界的なSNSとは古参の部類となり、当時から知っている人にとってはライバルのような存在でありどちらか一方のみを利用している人も少なくありませんでした。

そんなTwitterがなんと、Facebookで実装されて久しい機能を今になって追加するつもりである事が明らかになりました。

既にコード内にある

香港に住むエンジニアのジェーン・マンチュン・ウォンさん(@wongmjane)は昨日、Twitterのコードをリバースエンジニアリングによって読み解いた結果、ツイートに対してFacebookのような絵文字での反応を返す機能が存在している事を明らかにしました。

Facebookにはポストに対していいね!やコメントで返信する他、多数の絵文字から好きなもので反応を残す機能があるのですが、この機能を6つの絵文字に制限して開発していたようです。

前述の通りすでにTwitterのコードに埋め込まれているので、Twitterがこの機能の表示をONにして全体公開されるところまで開発が進められており、上記ウォンさんのスクショではどのように表示されるのか確認できます。

ポップアップ表示でリツイート、コメントを付けてリツイートが上2行に表示されている事から、おそらく実際に実装された場合はリツイートボタンから選択する形になるとみられ、タイムライン上にリツイートするとともに選んだ絵文字が表示されるものと思われます。

6種類の絵文字はそれぞれ下記の通りです。

  1. 笑顔
  2. 100点
  3. 取り消しマーク
  4. 笑い泣き顔
  5. びっくり
  6. ありがとう

リツイートだけではどういうつもりでリツイートしたか分かりにくいですし、コメントを付けてリツイートするのが面倒なのであれば、6種類の絵文字から自分がどういう気持ちでリツイートしたのかを表現する、といったプロセスなんでしょうね。

ちなみに最後の行には今年3月に実装が噂されていた、24時間で消えるツイート「Fleets」を使用した「Fleetsで反応する」と書かれており、今回の機能と「Fleets」は近いうちに同時公開されるかも知れませんね。

この機能がいつ頃からコードに含まれ非公開にされていたかはわかりませんが、「Fleets」はまだわかるものの絵文字での反応は一部のユーザーからFacebookのパクリだと批判される可能性があり、公開に慎重になっているのかも知れません。

まとめ

正直絵文字のみでの反応はコメントを付けてリツイートで絵文字だけ入力すれば達成できる気がするのですが、もしかしたらそれとは全く異なる表示や効果があるかも知れないので、今のところ公開されるまではどのような挙動になるかはハッキリしません。

24時間で自動的に消える「Fleets」もかなり注目されている機能ですから、Twitterのヘビーユーザーにとってはなかなか期待できるニュースとなっているようです。

参考:9TO5Mac

関連記事