完全ノッチレスディスプレイが遂に量産化へ

これまでノッチを極限まで狭くしたスマートフォンは数多くありましたが、ディスプレイ下にインカメラを搭載したものはありませんでした。
しかし中国のディスプレイメーカーVisionoxが量産型のアンダーディスプレイカメラを使ったスマートフォンを遂に発表しました。
China’s display manufacturers, Visionox, has just announced the world’s first mass-produced under-display camera solution. The world’s first under-display camera phone will be released. pic.twitter.com/QWkQioy2LZ
— Ice universe (@UniverseIce) June 8, 2020
Visionoxはディスプレイ素材や基板の透過性を高めることで、ディスプレイ下にインカメラを搭載することに成功。
またソフトウェアによって明るさ、色域、視野角で生じるグレアを取り除くアルゴリズムを備えているとのこと。
中国のメーカー各社はこれらの特許を数百取得しており、技術的には既に量産化は十分可能な状態です。
完全ベゼルレスのスマートフォンは2021年第1四半期のCESまたはMWCで発表される見込みです。
ちなみにiPhone13まではノッチはあると予想されている為、2022年のiPhone14までは完全ノッチレスは期待できそうにありません。
参考:gsmarena.com