Appleが離れた人と自撮りができるソフトウェアの特許を取得

Appleが自撮りに関する興味深い特許を取得しました。
Appleが新しく取得した特許では、iPhoneを使って離れた人と一緒に自撮り写真を取ることができるソフトウェアについて説明されています。
離れた人を自撮り写真に招待できる機能の特許
Appleは「グループの自撮り写真を合成」するソフトウェアの特許を取得しました。
これにより、離れた距離にいる友人でも一緒にグループ写真を取ることができるようになります。
特許資料によると、ホストが他のユーザを自撮りのグループに招待し、招待されたユーザーが「Accept(受け入れ)」するだけで写真を取ることができます。
また、静止画だけでなく、ビデオやライブフォトにも対応でき、ソフトウェアが自動的に一つのものにまとめあげるようです。
また、ホストの手元には、オリジナルの自撮り画像と合成された写真の二つが保持されるようです。
そして、合成写真の方は後から編集することもできるようで、例えば立ち位置の変更などが可能になっています。
自分の手元には、自分が中心になった画像を保存するといった使い方が可能です。
ただし、現時点ではこの機能がiPhone、iPad、Macのどの機種で使えるかは不明です。
もちろん、取得した特許が全て実装されるわけではない点にも注意です。
使い道はあるのか?
正直いまいち使い道がピンときませんが、インスタグラムのユーザを中心に若い世代には人気の機能になるかもしれませんね。
あるいは、ソーシャルディスタンスを保ったまま大勢で自撮り写真を取る方法として重宝されるかもしれません(離れた人たちが大勢で自撮り写真を取る機会があまり想像できませんが)。
ちなみに、この特許が最初に申請されたのは2018年なので、このパンデミックの状況下で言われているソーシャルディスタンスを目的として開発された機能ではなさそうです。奇しくも今の時期が一番活躍できそうですが。