一体何が?iPhoneのプレゼントを企画した俳優の生放送が瞬時に大炎上へ

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by メカ村

SNSで自分のフォロワーやファンを増やすためにプレゼント企画を実施するのは珍しくなく、それは一般人のアカウントでも有名人でもアカウントでも同様に行われていますね。

今回ご紹介するのもそんな何の変哲もないプレゼント企画だったのですが、とある有名人がiPhoneのプレゼントを企画したところ大炎上にまで発展してしまったようなんです。

人物や企画自体には問題無しだが…

中国の有名俳優である陈赫さんは先日、SNSの生放送機能を利用してiPhone 11 Proを8台用意し、これを視聴者にプレゼントするというプレゼント企画を公開しました。

プレゼント企画は本当にただiPhone 11 Proを8台視聴者にプレゼントするもので、例えば特別な資格やなにか課題をクリアしなくてはならない、といった類いのものでもありませんが、プレゼント企画が発表された瞬間から大炎上へと発展してしまいます。

上記の通りプレゼント企画自体はどこにでもあるありふれた企画で何の問題もないのですが、実施する国とタイミングが悪かったと言わざるを得ません。

プレゼントに含まれるiPhone 11 Proはアメリカ製、アメリカといえば最近になって中国を代表するスマホメーカーHUAWEIを大統領令で締め出しており、簡単に言えばHUAWEIを締め出した国のライバル機です。

赫さんは良かれと思ってiPhoneをプレゼントしようとしたワケですが、生放送に寄せられたコメントには「なぜHUAWEIではない?」「HUAWEIが悪いとでも言うのか?」「iPhoneでは何も楽しめない」「HUAWEIの代わりにiPhoneを購入するな」といったもので溢れかえります。

彼はこのコメントを受けて即座に次回の企画でHUAWEIをプレゼントするとしたのですが、コメントでは「次にiPhoneを購入すればこのコミュニティを脱退する」といったコメントがかなりの数見られ、このコメント自体も2万以上のいいねを獲得する結果になっています。

それでもSNS上で彼を批判する声は止まなかったようで、彼は「私は過ちを犯し、それに気付きHUAWEIへ切り替え国をサポートする事となりました、心からお詫び申し上げます」と発表するも、このコメントにさえ批判は止まない状態となっているようです。

この声はすべてのユーザーの声ではなく一部のネチズン(ネット依存症など)の声と報じられていますが、このような声はネット上でかなり大きな声となっているだけに、赫さんの俳優活動の進退にも関わってくる可能性があるでしょう。

まとめ

中国国内でも、このような狭いポピュリズム(大衆主義)や自国製品至上主義は自分たちを文化的に後退させる原因となると注意喚起を行っているそうですが、こうした意見はあまり受け入れられていないそうです。

iPhoneのプレゼント企画をしただけでこのような目に合っている赫さんには運が悪かったとしか言いようがないですが、望まないプレゼント内容にここまで容赦のない声を出せると言うのは恐ろしくも感じますね。

参考:快科技

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