iPhoneは売上減だけどiPadは需要増大傾向!AppleがLGへディスプレイ増産指示

今年初めから世界中で確認されるようになった新型コロナウイルス、その猛威は今もパンデミックとして世界中で振るわれており、ほとんどの国のほとんどの経済活動が収縮の一途を辿っています。
Appleも例外ではなく、iPhoneの売り上げがiPhone SEの登場にも関わらず減少傾向にあると言われているのですが、なんとiPadはむしろ売上増で需要と供給のバランスが崩れ始めている事が明らかになりました。
iPadの用途は在宅用の暇つぶしに?
Appleは先日、iPadのディスプレイをサプライヤーとして提供しているLGに対し、現行の生産ペースより増産するよう指示を出している事が明らかとなりました。
世界中がコロナ禍と呼ばれる近年まれに見る世界規模の災害によってその経済活動のほとんどを止める中、iPadの売り上げが伸びているというのはAppleにとって嬉しい誤算でしょう。
この現象は今日本やアメリカ市場で発生しているNintendo Switchの供給不足などに見られる、自宅での暇つぶしの需要が大きくなってきている事が原因と考えられています。
自宅に数ヶ月単位で軟禁に近い環境が続き、現状ある手段に飽き始めてくれば当然新しい要素を探し始めますから、ゲーム機やゲーム機の代わりなどになるタブレットデバイスの需要増加は必然でしょう。
実際に中古ショップなどを確認したところ、Nintendo Switchが新品中古問わず品薄なのは言わずもがな、iPadをはじめとしたタブレットデバイスの中古品もかなり在庫を減らしており、このタイミングで買った人が多い事も肯けます。
特に新しいiPadである第7世代はコストパフォーマンスが非常に良く、34,800円からこのような高機能デバイスが購入できるとあれば、手に入りにくくなっているゲーム機などの代わりに購入されても不思議ではありません。
同様に動画ストリーミングサービスなども今までにない利用者増を迎えているようですから、ゲームよりも動画などを楽しみたい人たちが大きめのタブレットデバイスを購入しようよ考えるのは不思議ではないですね。
AppleがLGに対しどれほどの増産を指示したかは明らかになっていませんが、一部ではiPhoneの売上減を押し上げるほどの売り上げになるのではないか、とも言われているそうです。
まとめ
実際に筆者もコロナ感染拡大がスタートしてからiPadとiPad miniを購入しており、動画視聴やちょっとした仕事にはiPad、漫画やゲームを楽しむのにはminiといった感じで非常に便利さを感じているので、iPadの魅力に気付ける機会となりました。
コロナの影響がこの先どこまで続くかはわかりませんが、下手に外に出てコロナに罹患してしまうよりは自宅で楽しめるデバイスなどを購入し、もっとコロナの影響が薄まるまで外出自粛していた方が自分にとっても周囲にとっても良いのかもしれません。