もうめちゃくちゃ…トランプ大統領がTwitterを規制か閉鎖すると脅迫

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by メカ村

今や企業や著名人も利用する事が当たり前になったTwitter、著名人ともなればフォロワーも非常に多く発言力が通常のそれとは別物となっており、実在する人物の発言として責任なども伴ってくる事が多いですね。

しかしアメリカ現大統領はそんな事もないようで、むちゃくちゃな発言に対しTwitterが利用規約に従いある処置をしたところ、それを故意で意図的に自分を貶めたとして規制か閉鎖すると脅迫する事態になっているようです。

どちらが正しいかは明らか

アメリカ現大統領であるドナルド・トランプ大統領は先日、Twitterにて選挙の郵送投票について「郵送による投票は実質的な詐欺だ」というかなり過激なツイートを投稿し、その内容とTwitterがとった行動が原因で大きなニュースとなりました。

Twitterがとった行動とは、ツイート内容の下部に(!)マークを設置し「Get the facts about mail-in ballots(郵便投票の事実関係を確認)」というリンクを設置しました。

これは少し前からTwitterが実施しているフェイクニュース対策の一貫で、リンク先には「トランプは郵送投票が有権者詐欺につながるという根拠のない主張をします」というCNNのニュース記事にリンクしています。

トランプ大統領の言う「郵送による投票は実質的な詐欺だ」というのは本人の意見であり、例えば何かしらの調査機関や専門家が出した事実に基づく内容ではないため、Twitterにフェイクニュースと判定されても文句の言いようもないでしょう。

ところがトランプ大統領はこの処置を「共和党はSNSプラットフォームが保守派の声を完全に遮断していると感じている」と、Twitterの行いが改革派による言論統制のような行いだと憤慨し、続けて「強く帰省するか、閉鎖する」とTwitterに直接干渉しサービスに何らかの制限ないし閉鎖させるつもりである事を強調しました。

またこのツイートに続け「票用紙の不正行為・偽造・盗難は簡単だ、最も不正行為をした者が勝つだろう」と、数年前に選挙に勝った自分にブーメランが突き刺さりかねない発言をしています。

一国の大統領とはいえ一般企業のサービスを事実関係もなく規制・閉鎖させることなんてできませんから、ある種の脅迫発言でしかないのですが、様々な失策やコロナでの問題で下がり続ける支持率に焦っての発言なのでしょうね。

他にも支持率低下などを「オバマ前政権ら民主党による陰謀だ」などとも発言しており、その目を覆いたくなるような悪態からいよいよ政権交代を感じさせる雰囲気になっているようです。

まとめ

国を代表するはずの大統領がキレた子供のようなむちゃくちゃな発言に、それを監視しているTwitterや全く関係ないはずだった民主党などにも飛び火しており、彼らにとってはただただ迷惑な話でしょうね。

トランプ大統領は今回の件を受けてSNS全般に「同様にソーシャルメディア、今すぐ行動を正せ!!!!」と、SNS全般がすべてトランプ大統領の的になっているような発言をしていおり、焦りすぎて周りがすべて敵に見えるような状況なんだろうなと感じさせます。

参考:THE VERGE

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