AirPodsは大幅進化予定?心拍数などのデータを収集できるようになるらしい

投稿日:

by メカ村

左右完全独立型ワイヤレスイヤホン業界のトップに君臨しているAirPods、後発でかなりの数のイヤホンがリリースされているのですが、今のところその人気を揺るがすような商品は登場していないようですね。

そんなAirPodsは多数の新機能を盛り込んだProモデルをリリースしたワケですが、なんと新世代のモデルに心拍数などをはじめとしたヘルスケアデータの収集などが行えるようになるようです。

光学センサー実装か

心電図などの各種ヘルスケアデータを収集・監視できるApple Watchは、持ち主のわかりにくい体調変化や不慮の事故などを検知できるよう多数のセンサーが搭載されており、今までに世界中(日本の除く)で多くの人々の命を救ってきました。

腕時計という常に身につけるデバイスであり、多くのデータを収集しアプリで記録を取り続ける事で病気のサインを見極め、転倒検知機能によって万が一の時にも各種通報ができる構造だからこそできた人命救助と言えます。

これに近しい機能が、新世代のAirPodsにAmbient Light Sensors(ALS)と呼ばれる光学センサーを追加する事によって、AirPodsの新たな機能として登場する可能性が最近のレポートで明らかになりました。

このレポートによればApple Watchほどたくさんの情報を集められないものの、ALSを内耳側に搭載することで心拍数、歩数、健康状態を監視できるようになるとの事で、Apple Watchのような健康管理がAirPodsでもある程度可能になります。

このALSを提供するのは台湾のASE Technology社で、上記の追加機能に加えインテリジェントな翻訳、頭の物理的な動きを読み取る機能なども実装すると話しており、翻訳機やVR/AP/MRデバイスのイヤホンとしても機能する可能性が出てきます。

Appleは過去にイヤホンに光学センサーを追加し、心拍数情報などを取得できるようにする特許を取得しており、ASE Technology社の協力の元ALSを追加したAirPodsが出てくる可能性はかなり高いと考えられています。

この新しいAirPodsがいつ頃リリースされるかは今のところ明らかになっていませんが、アナリストらの情報によれば第3世代AirPods、第2世代AirPods Pro、Apple製ワイヤレスヘッドホンAirPods Studioの3機種に追加されると言われています。

Apple Watchをすでに持っている人には恩恵の薄い情報かも知れませんが、翻訳機能や拡張現実補助機能などApple Watchには搭載されていない機能もあるので、発売されればApple Watch派、AirPods派、両方所有派の3つに別れる可能性もあるでしょう。

まとめ

筆者は変な音のこだわり(ドンシャリ好き)があってAirPods購入には至っていないのですが、ヘッドホンでこれらの機能が搭載されたら買ってしまうかも知れません。

単純なハードウェアとソフトウェア追加に価格高騰の未来が見えなくもないのですが、皆さんは現状の機能で十分だと思いますか?それとも価格が上がってもヘルスケア機能を搭載するべきだと思いますか?

参考:appleinsider

関連記事