最新のiOS 13.5にも対応!全てのiPhoneを脱獄できると謳うツール登場

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by メカ村

以前は非常に活気のあったiPhoneの脱獄界隈ですが、最近のiPhoneが比較的できる事が多くなってきたからか、あるいはアップデートの都度ツールの更新が必要になるからか、そこまで話題に上らなくなりましたね。

そんな脱獄について、なんと先日リリースされた最新版のiOS 13.5にも対応し、「すべてのデバイスで署名されたすべてのiOSバージョンで脱獄ができる」ツールがリリースされたとニュースになっています。

専門知識がないと利用不可

先日リリースされたiOS 13.5、このリリースからわずか数時間後に「すべてのデバイスで署名されたすべてのiOSバージョンで脱獄ができる」と謳った脱獄ツール、「unc0ver」が公開されました。

発表されたサイトの説明によれば、iOS 11〜13.5までのすべてのバージョンを「unc0ver」で脱獄できるとの事で、もし本当ならiPhone 5S以降のすべてのiPhoneを脱獄できる事になります。

実はこのツール自体は昨年8月にAppleがiOSの致命的なバグをiOS 12.4で復活させてしまった時に登場しており、当時はiOS 12.4にアップデートすればすべてのiPhoneを脱獄できる、という代物でした。

このバグは数週間でAppleによってアップデートされ封じられたのですが、今回のリリースはバージョン5.0.1となり、まだAppleも把握していない欠陥、俗にゼロデイエクスプロイト(発売者もセキュリティ関係者も見つけていないバグ)と呼ばれるものを利用しているとの事。

このツールの製作者でセキュリティ専門家であるらしいpwn2ownd氏によると、「unc0ver」での脱獄は今までにあった安全性を担保されていない脱獄とは異なり、デバイスの安全を確保するため「ネイティブシステムサンドボックスの除外」を行い、iOSのセキュリティ強度を保ちつつ脱獄しているそうです。

ただし「unc0ver」は一般的な脱獄ツールとは異なり、かなりの専門知識が必要であったり、Apple開発者アカウントが必要であったり、手順が複雑だったりするので、知識なく手を出すと最悪iPhoneが文鎮になりかねないもののようです。

前述の通りこの「unc0ver」はAppleもセキュリティ専門家も把握していないバグを利用しているため、いつまでこのツールが有効な脱獄ツールとして使えるかは定かではありませんが、現状Appleにとって一番厄介な相手となっているのは間違いないでしょう。

またpwn2ownd氏が言う安全性もどれほど安定的なものなのか、彼自身が気づいていないセキュリティホールが無いとも限らないので、興味本位で検索して脱獄を試みるような事はしないようにしましょう。

まとめ

仮にこのツールが宣言通りのもので安定的で安全な脱獄ができたとしても、pwn2ownd氏に悪意があればリモートコントロールや個人情報の吸い出しなどはできてしまいますから、誰もこのツールが安全であるとは言い切れないでしょう。

ただ、このツールが存在し脱獄できている以上はiOSに重大な欠陥が存在している証拠なので、悪意ある攻撃者にこのツールを利用したマルウェアなどが開発されないためにも、Appleには早急に欠陥の確認と修正を行なって欲しいですね。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:appleinsider

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