HTCがAirPodsそっくりのイヤホンを開発中だとリークされる
AirPodsは完全左右独立型ワイヤレスイヤホンのパイオニアとしてリリースされ、シリーズで見ると今もワイヤレスイヤホンシェアで圧倒的なシェアを誇っており、人気商品である事に疑いの余地はないでしょう。
当時そんなAirPodsをコピーした粗悪品などもかなり出回っていたのですが、なぜか今になってHTCがAirPodsそっくりのイヤホンを開発中だという情報がリークされました。
AirPods無印のコピー
Androidの情報メディアであるAndroid Policeは先日、台湾のHTCが最近になって左右独立型ワイヤレスイヤホンを開発中であるとの情報を公開し、その開発中のデバイスとみられるイヤホンなどの画像も多数公開しました。
その画像はまさに「黒いAirPods」そのもので、全体のフォルムやスピーカー部分の形状などもそっくりに作られており、HTCが確実にAirPodsを模倣している事がわかります。
すでにAppleは次世代の高機能モデルとしてAirPods Proをリリースしていますが、なぜこのタイミングでわざわざ旧世代モデルをコピーしたのかは謎に包まれています。
コメントでは「ホワイトカラーしか無い純正にブラックカラーを出して売り上げの勢いに便乗するつもりなのでは?」という声もあり、自社努力での利益獲得ではなく、他社の成功品を真似て便乗して利益を上げようとしているのかも知れません。
スペックなどは明らかになっていませんが、どうやらAirPods同様ケースから給電できるモデルになっているようで、ケースにはUSB-Cの端子が、イヤホン側には独自のスマートコネクタが見られます。
すでにこの商品の登録情報などは台湾の国家通信委員会に提出されており、いつ発売されてもおかしくない状況ですが、リーク記事に寄せられた批判的なコメントを見てHTC側が発売を見送る可能性は十分に考えられるでしょう。
ちなみに商品名は「U Ear」に設定されているそうでさすがに名前まで似せてはこなかったようですが、これだけ似ていると普通に考えて開発している社内でも批判の声があがりそうな気がしますね。
ちなみにAndroid Policeはこの商品を、「U Earは誰も求めていない恥知らずなAirPodクローン」と称しており、全く歓迎されていない商品である事を強調しています。
まとめ
このタイミングでAirPods Proのブラックバージョンクローンならなんとなく納得できるのですが、なんで無印をコピーしてしまったのかは本当に謎に包まれています。
この商品が実際に世に出回るかは定かではありませんが、世に出たら批判的なニュースが流れるのはまず間違いないでしょうね。