GoogleがAppleに対抗?iPhone SE並みに安価なPixel 4aが発表されるかも
品薄状態が続き世界中で人気の新しいiPhone SE、そのコスパは今までのiPhoneの販売価格からは到底考えられないような低価格と高性能で、一部の関係者はAndroidを殺すとまで発言しています。
そんな現状をどうやらGoogleは静観するつもりはないようで、iPhone SEに対抗して安価なPixel 4aを開発するつもりである、という情報が出回っているようです。
iPhone SEよりも安い?
今年4月に突如現れiPhoneなどのモバイルデバイスのリーク情報を発信し始めたxleaks7(xleaks7 (David Kowalski))と名乗るユーザーが先日、スマホケースなどのアクセサリーを開発・販売するPigtou社と協力して、Googleの新しいスマホのレンダリング画像を公開しました。
このレンダリング画像はxleaks7が入手したCADデータから生成されたそうで、Pixel 4aと呼ばれるiPhone SEのような廉価版デバイスと説明されています。
Check out not the first but complete look of #Pixel4a based on leaked CAD drawings. + 4k video
— xleaks7 (David Kowalski) (@xleaks7) May 1, 2020
Thanks to my partners at @pigtou_
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デバイスのスペックもある程度公開されており、リークされた情報は下記の通りです。
- 5.83インチOLED HD +
- 12.2MP バックカメラ
- 8MP フロントカメラ
- 3,080mAhバッテリー
- Snapdragon 730
- 64GB or 128GB
- 4GB RAM
- ポリカーボネートボディ
単純なカタログスペックだと、ベゼルレスOLEDディスプレイ搭載で3,080mAhバッテリー搭載、4GB RAMを積んでいるとの事で、iPhone SEよりも高スペックなデバイスという事になります。
そしてその販売価格がiPhone SEと同じ64GBモデルで399ドル前後に設定されるそうで、iPhone SEと同じか多少前後する程度に収めるつもりのようで、完全にiPhone SEを意識したデバイスである事がわかります。
仮にこのデバイスが今後数ヶ月以内に発売されるのであれば、業界関係者が言っていた「Androidミドルレンジ〜ローエンド層がiPhone SEに取り込まれる」という予想を覆す事ができるでしょう。
Androidユーザーもそう簡単にOSを乗り換える事はできませんし、何よりGoogleリリースでiPhone SEよりもカタログスペックが高く、そしてiPhone SEと同価格帯となれば、わざわざiPhone SEを購入する必要はありません。
この情報がどこまで正しいのかは現場で判断できませんが、去年廉価版のPixel 3aをリリースしているだけに、ほぼほぼ確実な情報だと考えられています。
まとめ
iPhone SEはある種の価格破壊を行ったワケですが、ここでGoogleが追随するのならAppleがiPhone SEで行おうとしたAndroidシェアの奪取はほぼほぼ失敗に終わるでしょう。
しかし、カタログスペックでiPhone SEよりかなり高スペックに設定されているだけに、本当にiPhone SE程度の価格設定にできるのかは疑わしいとも言われています。