SAMSUNGお前もか…Apple Cardに対抗「革新的なデビットカード」開発表明

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by メカ村

世界初となるIT企業によるクレジットカードサービスを展開したApple、今のところこのサービスによる収支は不明ですが、マーケティングは成功し世界中のユーザーから各国へのサービス展開が求められるほどの注目を集めています。

この成功にGoogleも銀行サービスとデビットカードサービスを展開すると対抗しているようですが、なんとSAMSUNGも同様のサービスを展開すると自社ブログにて公開しました。

Samsung Payの拡張

SAMSUNGは昨日自社ホームページのブログにて、「Samsung Payの次のイノベーション」という記事をリリースしました。

Samsung PayとはGalaxy専用のApple Payと同様のサービスで、日本を除く世界24カ国で展開されています。

このサービスの次のイノベーションとしてSAMSUNGが計画しているのは、サンフランシスコの金融業SoFi社とパートナーシップを結び銀行業を開業し、Samsung Payの拡張サービスとしてSamsung Pay experienceと呼ばれるデビットカードサービスのようです。

SoFi社2011年にスタンフォード大学の大学院生ら5人によって設立されたスタートアップ企業で、高学歴・高収入の層への安全な貸し出しからスタートし、現在は自社の成り立ちを生かした学生ローンなども展開、2015年にはSoftBankから10億ドル(約1,063億円)の出資を受けニュースとなりました。

そんな登り調子の金融系スタートアップ企業と連携して銀行業をスタートするとの事で、Samsung Pay experienceの名称からもSamsung Payから口座開設などの手続きが行えるようになるものと考えられます。

このサービスを思い至った要因としてSAMSUNGは、「買い物と支払いのサービス」から「お金を管理するサービス」へ利便性を向上したいと考えているようで、AppleやGoogleにサービスとして劣らないように努めた結果だと考えられます。

まだサービス内容がどのようになるか等の具体的な情報については何の言及もされていないのですが、取引企業の名前も公開している事を考えるとすでにサービス内容自体はほぼほぼ固まっていると考えられ、近日中にさらなるサービス内容の公開があるものと考えられます。

まとめ

この銀行システムがGalaxy所有者限定のサービスになるかどうかはわかりませんが、日本ではどのみちSamsung Payすらサービス提供されていないので、日本でのサービス展開はないものと考えてほぼほぼ間違いないでしょう。

SAMSUNGが金融サービスを展開する事でスマホシェアに影響を及ぼすとは思えませんが、今後スマホ企業は異業種のサービスをどんどん取り入れていくのかも知れません。

参考:SAMSUNG

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