ARM版MacBookは12コアの独自プロセッサーを搭載

ブルームバーグによると、Appleは2021年に独自のプロセッサーを搭載したMacBookをリリースするとのこと。
このMacBookはなんと12コア以上になるようですよ。
ARM版MacBookは12コア
独自プロセッサーをMacに搭載するプロジェクトは「Kalamata」と呼ばれています。
そのプロジェクトの独自プロセッサーにおける試みの一つは、iPhone12で使われるであろうA14チップをベースとなっています。
A13チップの時点でiPhone11シリーズは他社を大きくリードしている訳ですが、A14チップではさらに高速になるとのこと。
プロセッサーの製造はTSMCが行い、A13チップと同じ5nmプロセスで製造されます。
最初のMacのプロセッサーは以下の組み合わせで12 コアとなります。
- Firestorm:高性能な8コア
- Icestorm:高効率な4コア
では実際にハイパフォーマンスなのかというと、Intelのハイエンドモデルにはまだ叶わない可能性が高いようです。
その為、独自プロセッサーを採用する最初のMacはMacBook(Air)になる可能性が高いと言えます。
Appleは社内向けにA12XチップをベースにしたMacを試用し、Intelの代用になると十分な手応えを感じたとブルームバーグは報じています。
現状、Intelの都合でMacシリーズのリニューアルのペースが落ちてきていることからAppleは独自プロセッサーを使うことで、iPhoneやiPadのように自社のペースで新型Macを開発することが可能となりそうです。