Facebook、iPhoneを強制脱獄するスパイウェア購入しようとしていた

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by メカ村

色々と黒い噂の多いFacebook、マーク・ザッカーバーグCEOのサクセスストーリーは映画にもなり有名ですが、その裏では多くの批判や裁判沙汰、情報漏洩に不正情報共有など枚挙にいとまがありません。

そんなFacebookは最近とある企業といくつかの裁判を行なっているのですが、その裁判資料の中に相手企業のとんでもないソフトウェアを購入しようとしていたという事実が発覚し、注目を集め始めています。

iPhoneの強制脱獄と監視

Facebookはここ数年NSO Groupという企業と度々裁判などを行なっているのですが、この企業は極端な秘密主義でスパイウェアを販売していると有名なイスラエルの企業です。

裁判とは基本的に相手との何らかの問題を法的に決着させるための手段なのですが、2017年頃は比較的友好的な関係だったようで、なんとNSOが販売している「Pegasus」というiPhoneを強制脱獄し監視可能にするスパイウェアを購入しようとしていた事が明らかになりました。

これは噂などではなく裁判所に提出された裁判資料で明らかになった事実で、NSOのシャレフ・フリオCEOによれば2017年10月にFacebookの代表2人がNSOにアプローチし、「Pegasus」を購入しようとしていたとの事。

実際にFacebookは2019年1月末に、App Storeを通さずに調査名目でVPNアプリと称したスパイアプリを配布し、Appleから一時的に制裁を加えられる事態に発展した実績があり、Facebookが不正にユーザー情報を集めようと躍起になっていた事がわかります。

そしてFacebookは「Pegasus」の使用に関して1ユーザーにつき月額を支払うという交渉を行ったそうですが、NSO側は自社が政府機関などにのみソフトウェアを提供する立場であり、Facebookが私企業であることを理由に販売を拒否したとの事。

商談時は当時Facebookが配布していたスパイアプリに搭載するつもりだったようですが、これが仮にFacebookやInstagram、あるいはWhatsAppなどに組み込まれていたらと思うとゾッとしますね…。

破談している事から「Pegasus」がFacebook側に提供されていない事は明らかになっているのですが、この件やスパイウェアの件、情報漏洩や不正情報共有の件などを含めてもFacebookが個人情報を預けて安全かどうかは疑問しか残りません。

今すぐFacebookを削除する必要はないかも知れませんが、iPhoneを強制脱獄させて監視可能にするスパイウェアを購入しようとした企業のサービスを使う事に、大きなリスクを感じざるを得ませんね。

まとめ

英語圏のニュース界隈では今回の件が非常に大きく取り上げられ多くのメディアによって報道されており、Facebookを批判する声もあれば擁護する声(NSOのでっちあげ説など)もあり、Facebookが何かしらの声明を出すまでは収束しないかも知れません。

Facebookがなぜ悪質なスパイウェアを購入したり、スパイウェアをばら撒いてまで個人情報を収集するのかは定かではありませんが、悪質な行為である事には変わりなく、今回のニュースを受けてFacebookを退会するユーザーも少なくないでしょう。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:appleinsider

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