Apple、中国への寄付金額を7億円以上に増額 新型コロナへの対応

Appleは新型コロナウイルスに対して、これまでの多額のお金やマスクを寄付して貢献していきました。
そして新たに、ティム・クックのWeiboアカウントから、Appleが新型コロナ(COVID-19)と戦う中国の取り組みへの寄付額を700万米ドル(約7億7千万円)に増額したことが明らかになりました。
新型コロナ対応で中国への寄付金が700万ドルへ
Appleはこれまで、北京や武漢などを中心に280万ドル(2,000万元)を寄付し、複数の病院施設などの支援を行ってきました。
ところが今回、さらに寄付金額を増額することを発表し、そのこれまでの寄付金額の総額は700万ドル(5,000万元)に達することとなりました。
COVID-19のパンデミックから公衆衛生を回復するための長期的な資金として提供されるものです。
また、ティム・クック氏は中国のツイッターに相当するWeiboにて「新型ウイルス対応において、中国は信じられないほどの精神力と忍耐力を見せた。この難局で支えてくれた我々のチームやパートナー、顧客に感謝する」と述べました。
Appleは世界中に対する支援も強化
Appleの支援は中国だけに向けたものではありません。
ティム・クック氏は先日も米国へ1000万個のマスクを寄付するとコメントしています。
さらに、米欧の医療専門家向けには数百万枚の工業用マスクを寄付しています。
また、中国への寄付とは別で、米国および国際的なCOVID-19への取り組みに対して1,500万ドルの支援をすることも約束しています。
Apple以外もテスラやアリババの創業者ジャック・マー氏らも同様に、人工呼吸器、マスクや検査キットなど医療品の寄付を表明しています。
一刻も早く多くの地域がCOVID-19のパンデミックから回復することが望まれます。
参考:ロイター