新型コロナ対策になる?3月30日にWHOの公式アプリがリリースするらしい

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス、世界各地で各種イベントの自粛、渡航規制などが行われ、日本では昨日時点で1,300人以上の感染と40人以上の死者が報告される事態となっています。
AppleとGoogleはこうした事態に対し、コロナに関するアプリの締め出しなどを行い誤った情報の拡散などを防いでいたのですが、ついにWHOが公式にコロナウイルスに関するアプリをリリースする事を決定したようです。
ダウンロード式ではなくWebアプリ
WHOは先日、コロナウイルスが世界中で猛威を振るい未だ収束の兆しが見えない状況を鑑みて、コロナウイルスに関するアプリを公式に制作してリリースするつもりである事が明らかとなりました。
コロナウイルスの情報に関しては誤った情報が拡散し感染を助長したり、起こり得ないはずだった生活必需品の枯渇を謳うデマの拡散で生活必需品が品薄になったりと、取り扱いについてかなりデリケートになっている部分があります。
そこでWHOは自ら情報を発信する事でフェイクニュースやデマの発生を防ぐとともに、正しい情報を提供する事で一刻も早い感染収束を目指すつもりのようです。
ただしアプリは1日2日でできるようなものではないので、あくまでWebアプリでの提供を目標としているようです。
このアプリは『WHO MyHealth』と名づけられ、iOSとAndroidの両方で使用できるようになっており、専門家らの監修のもとコロナ感染を防ぐためのアドバイスや各種情報などを配信する予定との事。
リリースは現地時間の3月30日を予定しているようで、日本で確認できるようになるのはおそらく翌日の3月31日早朝だと考えられます。
アプリ計画の中には感染者が感染したと思われる場所の位置情報などを配信する計画もあるそうですが、今の所プライバシーなどの問題で実現は見送られているとの事ですが、プライバシーを優先して感染拡大していたら元も子もない気がしなくもありません。
言語対応についての明記がないので日本語で利用できるかはわからないのですが、WHOの公式情報配信アプリとあればある程度情報に信用をおけるようになるのではないでしょうか?
まとめ
ただWHOの初動について疑問や批判する声も少なくなく、WHOの情報やアドバイスを100%鵜呑みにできるかと言われればちょっと難しいかも知れません。
ただ生活必需品不足から始まった買い占めや高額転売などをある程度抑止でき、最新の感染情報などが手に入るのなら今よりも円滑に感染を防ぐ事ができるようになるのかも知れません。