iOS 13.4の動作速度やバッテリー持続のテスト結果が出始める
ゴールデンマスター版がリリースされるのもあと少しとなったiOS 13.4、なにやら怖いバグの噂なんかもあるのですが、基本的に機能が向上しセキュリティ強度も上がる事からインストールが推奨されていますね。
5年前からiOSの比較動画を多数リリースしているYouTubeチャンネルから最新の調査結果動画リリースされていましたので、ご紹介させていただきます。
iOS13.4とiOS13.3.1を比較
5年ほど前、iPhone 4SでiOS 7.1.2とiOS 8.0.2の性能比較動画をリリースしてからマイナーアップデート毎に比較動画を上げているiAppleBytes、Apple関連の動画自体は他所でも多いのですが、ここまで同じ形式で比較動画をリリースし続けている老舗YouTubeチャンネルも少ないでしょう。
そんなiAppleBytesはまもなくリリース予定であるiOS 13.4のゴールドマスター版を使い、今回のアップデートが優れているのか確認する動画をリリースしました。
1つ目の動画ではiOS 13.4ゴールドマスター版とiOS 13.3.1を、iPhone SE/6S/7/8/XRにそれぞれにインストールし、並べて全く同じ動作をして早さに差異が出たかチェックしています。
結果だけ述べると、どのデバイスでもiOS 13.4ゴールドマスター版の方が若干各種の動きが早くなっており、特に古いデバイスの方が顕著に早さに差が出る形となりました。
性能ベンチマーク、描画ベンチマークともにiOS 13.4ゴールドマスター版の方が少しだけ向上しており、マイナーアップデートでしっかりソフトウェアの性能を向上させた事が確認できます。
2つ目の動画ではiOS 13.4ゴールドマスター版をインストールしたiPhone SE/6S/7/8/XRを使い、iPhoneが勝手に電源シャットダウンするまでの時間を計測し、バッテリーの持続時間のチェック(上記画像)が行われました。
結果はご覧の通りで、基本的にiPhone SE〜8は3時間程度、iPhone XRと11が6時間程度という結果になりました。
最後にはベンチマークのリザルトが表示され(上記動画)、iPhone SE/6S/7/8/XRにiOS 13.4のゴールドマスター版をインストールした際のベンチマーク参考値を確認できるようになっています。
まとめ
マイナーアップデートなのでそこまで劇的な向上ではないのですが、システム全体の速度が微増しているのはAppleの努力の賜物ですね。
ちなみにバッテリー持続時間は微減しているそうで、システムが少しだけ高度化した影響で稼働時間に若干の負荷がかかってしまっている事が確認されているそうです。