二つ折りがダメなら屏風折り?汎用性の高そうな折りたたみスマホをTCLが開発

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by メカ村

少しずつリリースが増えているものの全然人気の兆しが見えない折りたたみスマホ、特にGalaxy Foldの発売前やらかしは世界中でニュースとなり「折りたたみスマホは壊れやすい」という印象を一気に流布したと言えるでしょう。

そんな逆風にも負けず、最近頭角を現し始めたTCL社が新しいタイプの折りたたみスマホを開発している事があきらかになりました。

屏風状に折れて3パターン

最近北米Amazonなどを中心にぐんぐんシェアを伸ばしている家電メーカーのTCLが、屏風状に折れ曲りタブレット⇔ファブレット⇔スマホとサイズ変更する端末を開発している事が明らかになりました。

完全に開いている状態だとiPadよりも少し小さく、1つ折るとiPad miniくらい、2つ折るとiPhone 11くらい(厚さ3倍)になるイメージです。

このスマホの名前などは明らかになっていませんが、実際に稼働している様子が上記動画で確認できており、すでにテスト機を一部メディアにレビュー用として届ける程度には開発が進んでいるようです。

動画を見ている限りだと画面になんらかのダメージが入っている様子はなく、ちょっとゴツいながらもシームレスな画面サイズ変更などを実現できている事がわかります。

TCLと言えば以前に画面を引き出して大型化するスライドスマホを開発している事がリークされており、TCLは既存の苛烈なスマホ市場で戦うのではなく、まだ覇者のいない変形スマホ市場をターゲットに覇権を握ろうとしているのかも知れませんね。

ただし今回受け取ったテスト機は構造的にかなり大きな課題を抱えており、金属製のヒンジと3パネル独立したバッテリーを搭載しているせいでかなり重くなってしまっているなど、改善してリリースされるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

SAMSUNGなどのスマホ企業がシェアを奪い合うのか、家電メーカーが変形スマホ業界で活躍するのか、今後ギークを中心にかなり注目を浴びる業界になるかも知れませんね。

ここにAppleが折りたたみiPhoneをねじ込んでくるかどうか、もAppleユーザーとしてはかなり気に掛かる部分です。

まとめ

構造的に完成していて実用化できない技術というのは非常に多くありますから、もしかしたらこのスマホも世に出ずアイディアのみでお蔵入りになってしまう可能性は十分考えられるでしょう。

ただこうしたアイディアさらに画期的で新しい製品を作る上での礎になる事も多々あるので、挑戦的なスマホを考え続けるTCLがいつか大手スマホメーカーになる日はそう遠くないのかも知れません。

参考:THE VERGE

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