iOS 14でデザインが大きく変わる?噂になっているニューモルフィズムスタイルとは

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by メカ村

最近は視覚的なデザイン変更が少なくなったApple、それはデバイスの外観などに限らずiOSのユーザーインターフェイスもそうで、基本的にはほとんど見た目は変わっていませんね。

そんなユーザーインターフェイスなのですが、おそらく今年発表されるであろうiOS 14から全く新しいものになるのではないか?という噂があるようです。

デザイン自体に問題がある

昨年、デザイン業界で流行り始めた表現技法の1つにニューモルフィズムスタイル(Neumorphism Style)というものがあるのをご存知でしょうか?

これは背景が凹凸しているように見せる事で要素を区切る手法で、イメージ的には「軟性プラスチックを押し出したり沈めたりするデザイン」といった表現をされます。

上図は実際にニューモルフィズムを採用した通話アプリのイメージなのですが、今までは実線や違うカラーで区切られていたものが、背景の凹凸のようなデザインで区切られている事がわかるかと思います。

実在するもので近いデザインなのはiPad用のSmart Keyboard Folioで、キー部分を別のパーツではめ込むのではなく下地を上に持ち上げてキーを作っており、全体のデザインがコレに準ずる、といえばわかりやすいでしょうか?

まだ新しく定義も若干曖昧なデザインなのですが、採用している実例もほとんどなくスタイリッシュで独特なデザインなので今後少しずつ流行ると考えられており、iOSもこうしたデザインになるのではないか?と噂になっているようですね。

ただしこのデザインは見た目を重視したもので機能性はそれほど高くなく、特に視力が弱い方や色弱の方は見えにくいといった意見があり、Appleがそのまま導入するとは考えにくいです。

今回の噂はあくまでデザイナー間で話し合われている程度の噂で、例えばAppleの内部資料が流出したとか、関係者からリークされた情報などではないのですが、こうした新しいデザインを導入したiPhoneも見てみたいですね。

残念ながらまだ日本語での解説記事などはほとんどないのですが、興味のある人は「Neumorphism」を検索してみると面白いかも知れません。

まとめ

iOSは最初に写実的なデザインで登場し、iOS 7でフラットデザインに変更されそれ以降は手を加える程度で大きな変化はなく、デザイン業界的には「そろそろ新しいのくる?」的な雰囲気なんでしょうね。

読者の皆さんはこのニューモルフィズムスタイル、iOSに採用して欲しいと思いますか?

参考:iDROPNEWS

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