iOS14でデフォルトアプリが変更可能へ!脱Safariなるか?
iPhoneやHomePodのようなApple製品に搭載されているデフォルトアプリが変更可能になるかもしれません。
bloombergによるとAppleは自社製品を不当に優遇していると批判を受けていることから、デフォルトアプリの座をサードパーティーにも開放することを検討しているとのこと。
デフォルトアプリがサードパーティーに解放される
2008年にApp Storeを公開して以来、様々な便利なアプリがリリースされてきましたが、ウェブブラウザやメール、マップアプリのようなデフォルトアプリの変更は許されてきませんでした。
これらの件でアメリカの一部議員が独占禁止法に違反しているとして訴訟が成立するかどうか可能性を探っている状態です。
EUではAndroidがGoogle検索をデフォルトにしたことで巨額の罰金を科されていますし、露骨にLightningコネクタ廃止を働きかけている状態です。
→EU委員会激おこ?AppleがmicroUSBを採用しないので法律変更するかも
昨年SpotifyはiOSのサブスクリプションの手数料によってApple Musicが不当に優遇されているとしてEU当局に反トラスト法違反だと報告しています。
→【Spotify対Apple】Appleは正論を振りかざしSpotifyは「Appleは独占者」と悪口を言う泥沼な展開に
このような状況ではiOSのデフォルトアプリ解放はやむを得ない決断だと言えるでしょう。
多くの問題を抱えるAppleは早ければiOS14でこれらの問題に対応するとのことです。
しかしながらデフォルトアプリをサードパーティーに解放することで検証テストが複雑になり、iOS13以上にバグが生じるような気がしてなりません…。