iPhone 11で本格撮影?幻想的な写真も撮影できるiPhoneケース登場

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by メカ村

昨年9月に発売され新しい撮影モードが追加されたiPhone 11シリーズ、その性能は安いコンデジなど比較にならないほど高性能化してきており、今や誰もがスマホで写真を撮影するような世界になりました。

そんなiPhone 11でより綺麗に、あるいは幻想的な写真を撮影できるカメラケースが発売されたとして、話題となっているようです。

NDレンズとナイトモードで幻想的な写真

モバイル撮影機関連の商品を多数リリースしているPOLARPROは先日、iPhone 11/11 Pro向けの撮影特化型ケース「LiteChaser Pro」のプレオーダーを開始しました。

スマホをまるでデジカメのように使用できるケースは今までにも数多くあったのですが、コチラのケースは偏光レンズ(例えば魚眼など)だけではなくNDフィルターを使用できるようになっています。

NDフィルターとはざっくり言うとサングラスのようにカメラに取り込む光量を絞るレンズで、普通に使用してしまうと単純に撮影した写真が薄暗くなってしまうのですが、iPhone 11/11 Proにはナイトモードが追加されたので意味合いが変わってきます。

どういう事かと言うと、明るい場所であえてNDフィルターを使用し、ナイトモードでシャッタースピードを遅くして薄く仕上がった写真を何枚も重ねる処理をさせる事で、非常に幻想的な写真が撮影できるようになるんです。

上記画像は写真用品などの製造・販売を行っている株式会社ケンコー・トキナーさんの参考画像なのですが、NDフィルターを使用しシャッタースピードを遅くして写真を幻想的にしている比較図です。

普通は水しぶきが迫力を演出する滝の写真も、滝が白い筋のようになって幻想的になっているのがわかると思いますが、同様の手法で波打ち際や花火、星の動きなども非常に幻想的に撮影する事ができるようになるそうです。

このケースでは他にも位置調整可能なレールグリップ、グリップ部分にマイクマウントを取り付けて音を別撮りにしたり、一般カメラ用の三脚に固定したりなどかなり本格的に使用できるようになっています。

発売はおよそ1ヶ月後の3月28日で199.99ドル(約22,000円)、予約購入だと99.99ドル(約11,000円)となり現在は1000個までの予約受付中で、記事執筆時点で496個とかなり好調のようです。

まとめ

iPhone 11になって「iPhoneは夜間撮影が弱い」なんて言われていましたが、それを克服した上でこうしたケースで幻想的な写真が撮れたりするようになるのは羨ましいですね。

このケースが日本でも購入できるかは定かではないのですが、こうしたケースやレンズアイテムがどんどんリリースされるかも知れないと思うとワクワクしますね。

参考:POLARPRO

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