ファーウェイが10年に渡ってバックドアからモバイルネットワークにアクセスしたと報じられる

Wall Street Journalがファーウェイが2009年から同社の4Gの設備のバックドアを利用して10年に渡って利用してきたと報じました。

同紙によると、このバックドアは法執行機関の為に用意されたもので米国の当局は2009年にこのアクセスに気付き2019年末にイギリスとドイツにこの情報を共有しました。

当局によると、法執行機関の為のバックドアは基地局とアンテナ等を含む通信業者の設備に設けられており、このバックドアをファーウェイが利用できる状態にあったとのこと。

国家安全保障問題担当大統領補佐官のRobert O’Brien氏は「ファーウェイがこれらのバックドアを通して機密情報や個人情報にアクセスできることを示す証拠がある。」との述べました。

一方、ファーウェイはこの情報を否定。「むしろ諜報活動によって他国のネットワークにアクセスしたのはアメリカの方だ。」と反論しています。

ちなみに楽天の基地局はファーウェイ製のものだと指摘する声もあります。