折りたたみ式スマートフォンの需要は今後高まる一方か、2025年までに1億台以上が売れると予想

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by しんや

昨日カミアプでも報じたように、サムスンは新しい小型の折りたたみ式スマートフォンを発表しました。

一部では折りたたみの必要性について疑問視する声もあがっていますが、Strategy Analyticsは折りたたみ式スマートフォンの需要が今後も伸びていくと分析しているようで、2025年までに1億台以上が売れると予想しました。

折りたたみ式スマートフォンの売り上げは2025年までに1億台を突破か

去年からSamsung、Huawei、Lenovoなど様々なメーカーが折りたたみスマートフォンを発売するようになりました。

初めの頃は様々な不具合に見舞われていたSamsungの折りたたみ式スマートフォンも、最近では安定してきているようで早くも新型機を投入してきました。

そんな中、Strategy Analyticsが新たに投稿した報告書には、世界の折りたたみ式スマートフォンの出荷台数が2019年の100万台以下から2025年までに1億台へ増加すると書かれています。

ちなみに、今年は800万台程の売り上げになると予想されており、これは前年比で約8倍です。

Strategy Analyticsのアナリスト、ニール・モーストン氏は「消費者は、ビデオのようなコンテンツを大きなディスプレイで楽しむと同時に、デバイスをポケットやバッグにきれいに収めることができます。」と話し、大画面と小型化の両立を評価しました。

また、現状では、価格面や耐久性など複合的な問題を抱えている折りたたみ式スマートフォンですが、これらは次第に改善されていくと述べました。

そして、折りたたみ式スマートフォンは、今後10年間でプレミアムスマートフォン市場の中で最も急成長する製品になる予想しています。

Appleなどの主要メーカーが参戦すればさらなる売り上げも期待

さらに、一部のユーザーはAppleなどの主要メーカが折りたたみ式スマートフォンを作るのを待っていると分析し、もしもAppleが参加すればますます市場は盛り上がりを見せると話します。

ちなみに、Appleはすでに折りたたみディスプレイに関する複数の特許をすでに申請しており、同社が参戦するのも夢物語ではありません。

そして、マイクロソフトもすでに折りたたみ式タブレットのプロトタイプが目撃されるなどしており、同じく開発に意欲を示しています。

皆さんは折りたたみ式スマートフォン不要派ですか?待望派ですか?

参考:Patently Apple

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