中国のiPhone工場Foxconnは早ければ今週中にも営業再開か

日本経済新聞が運営するNikkei Asian Reviewは、衛生上の観点から中国のiPhone工場Foxconnは営業の再開を見送られたと報じていました。
しかし、中国・深セン市の地方自治体はその報道を否定しており、早ければ今週中にも再開できるよう取り組んでいると説明しました。
深セン市は工場の稼働再開に向けて確認作業中
金曜日、Foxconn内の情報として引用された報告書には、地元の保健検査官が深セン工場を再開することを妨害していると主張しています。
工場は元々2月3日に再開予定でしたが、その後2月10日まで延期されたことがわかっています。
報告書は、空調システムと労働者の高密度によって施設内でのコロナウイルス感染のリスクが高いため再開が認められなかったと説明しています。
しかし、Foxconnの工場がある深セン市は公式WeChatアカウントを通してこの報道に反論しました。
同市は、報道が事実ではなく現在も工場の再開に向けて作業を継続しているとコメントしました。
また、感染拡大対策を記した計画書もすでに受け取っていると説明しました。
コロナウイルス対策案も提出済み
具体的な感染拡大対策として、主に3つのことが提案されています。
従業員によるマスクの着用、定期的な体温チェック、そして食事システムの管理の徹底です。
このような計画書を受け取った自治体がどのような判断を下すか不透明ですが、Foxconnは営業再開が可能な状況になった場合に適時発表していくとコメントしています。
また、従業員はすでに工場近辺まで集まっていると言われており、早ければ今週中にも再開の可能性があります。
参考:AppleInsider