SAMSUNGは2つ折りスマホをリリース予定?実物と見られる動画がリークされる

昨年は「折りたたみスマホ元年」になるなんて言われていましたが今もそんな兆しもなく、折りたたみスマホはギーク向けのニッチなアイテムといった立ち位置ですね。
折りたたみスマホGalaxy Foldを発売したSAMSUNGは、「折りたたみスマホのパイオニア」といった称号が欲しいのか次なる折りたたみスマホの試作品をすでに完成させているようです。
ガラケータイプの2つ折り
多数のリーク情報などで注目を浴びているベン・ギスキン氏は先日、SAMSUNGが開発しているとされる新しい折りたたみスマホのハンズオン動画をTwitter上でリークしました。
Galaxy Z Flipと呼ばれるこのデバイスは、タブレットサイズを縦に2つ折りにしたFoldとは異なり、スマホサイズを横に2つ折りにするデバイスのようです。
Samsung Galaxy Z Flip – First Hands On Video pic.twitter.com/4b8Uzt5kRB
— Ben Geskin (@BenGeskin) February 2, 2020
画面の両サイドに「CE11193BE461CDE91F7ECE111」というコードが黄色のインクで印刷されており、この端末がテストデバイスである事がわかります。
閉じると正方形になり、カメラ横にはガラケー時代によく見たモノクロサイド液晶が見られ、使用感についてガラケーを目指しているようにも思えます。
スマホサイズを横に2つ折りにするデバイスといえばモトローラがRAZRを発表していますが、Z Flipはコレよりも幅が大きい印象で動画の手つき的にも片手で開くのはちょっとコツがいりそうです。
RAZRがガラケーをかなり意識した細長さを意識し、Z Flipが現行のスマホディスプレイのサイズ感を意識してそれぞれ制作されているので、ユーザーがどちらの使用感を求めるかでシェアは変わってきそうです。
Appleにも多数の折りたたみスマホ特許があり、いつ折りたたみスマホ業界に参入しても不思議ではない状況なのですが、折りたたみスマホが全然ブームになっていないので状況を静観してそうですね。
このGalaxy Z Flipがいつ発売されるかなどは全くわかっていませんが、市場に出ればかなり話題になりそうです。
まとめ
スマホを折りたたむ必要性が本当にあるのか?というのが流行りのネックになりそうですが、使用するまで1アクション多い折りたたみスマホが折りたたみでしか実現できない独自性を獲得するまでは流行らなさそうな感じがしますね。
他にもSAMSUNGは画面が伸縮するタイプのスマホ特許も申請しており、今までワンパターンな形状しか存在しなかったスマホにどんどん独自性が求められているのかも知れません。