Appleは今年中にワイヤレス充電器を発売、AirPowerのリベンジなるか?AirTagやヘッドフォンも

本日、Ming-Chi Kuoが出したレポートには、2020年前半に発売される予定のいくつかの新製品について言及しています。
報告書の中には、iPhone SE2と新しいiPad ProやMacBookに加えて「ワイヤレス充電マット、紛失防止タグ、ハイエンドのワイヤレスヘッドフォン」が含まれていました。
今年はワイヤレス充電マット、AirTag、ヘッドフォンが発売か
Ming-Chi Kuo氏は、今週のAppleに関する報告書を提出しました。
報告書の中には、今年の前半に発売される新製品について、噂のiPhone SE2やiPad Pro、MacBookだけでなく、ワイヤレス充電を含むアクセサリ類についても言及しました。
新たなワイヤレス充電マット開発中
その報告書の中で最も興味深かった点は、Appleが新しいワイヤレス充電マットの開発に挑戦しており、今年の前半には発売する予定であるという点です。
Appleは以前にもワイヤレス充電マット「AirPower」の開発に尽力していました。
AirPowerはその姿や性能含めてすでに発表されていたにも関わらず、技術的な問題が解決できず、最終的にはお蔵入りとなったことが判明しています。
そして、報告書が説明するには、同社がその苦い思い出があるワイヤレス充電マットの発売を再び試みているということです。
ただし、今回は比較的小型なマットになる予定で、以前のような技術的問題は発生しないと言われています。
しかしながら、すでに他社の充電マットが普及している市場に対してどのような販売戦略を取っていくのかは不明です。
紛失防止タグAirTag
さらに去年ごろから、Appleがリリースすると噂されている紛失防止タグ「Air Tag」も今年の前半に登場すると言われています。
すでにiOS13.2のファイルシステムの中には紛失防止タグのものと見られるデータも見つかっており、準備は順調に進んでいると考えられていました。
AirTagは誤差10cmレベルの驚異的な精度を誇ると言われており、将来的にはARデバイスやiPhoneのAR機能を利用しても紛失物を探せると考えられています。
AirPodsのヘッドフォンが発売?
また、Appleはイヤホンではなくヘッドフォンの発売も行う可能性があると言及しました。
これはAppleの子会社Beatsが新しくヘッドフォンを発売するというわけではなく、Appleブランドで新しいヘッドフォンを出すという意味です。
現在、AppleはAirPodsのようなイヤホンタイプは発売していますが、ヘッドフォンは展開していません。
仮に報告書通りにヘッドフォンを発売するなら、Beats Solo Proなどとどのような差別化をはかっていくのか気になるところです。