Apple、MGM買収を目指して協議中

CNBCによるとAppleがMGMの買収に動いていることが分かりました。
AppleはMGMが持つ「007」「ロッキー」や「マッドマックス」等のライセンスによって、Apple TV+のサービスを強化したいと考えている可能性があります。
ただしMGMはNetflixとも協議を進めている為、価格がつり上がる可能性も十分にあります。昨年、AppleはBad Robotの入札においてWarnerMediaに破れています。
近年、映像事業において買収・統合が相次いでおり、ディズニーは昨年5月にFOXを700億ドルで買収し、VIACOMとCBSは昨年後半に統合しています。
これによって企業の規模は大きくなりつつあります。
- AMC Networks(企業価値:52億ドル)
- Discovery(400億ドル)
- Lions Gate(60億ドル)
- ViacomCBS(250億ドル)
しかしながら、AppleやNetflix、ディズニーの規模はそれを上回るスピードとなっています。
- Apple(1.4兆ドル)
- Netflix(1,600億ドル)
- Amazon(965億ドル)
- Disney(3150 億ドル)
- Comcast(3,800 億ドル)
- AT&T(487 億ドル)
現在の映画配給会社は最終的には巨大IT企業によって吸収される運命なのかもしれません。