法的にどうなの…マンハッタン地方検事が1000万ドルのiPhoneハッキング研究所作る

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by メカ村

FBIがAppleにiPhoneのロック解除を要求したり、iOS自体に法執政機関だけが使えるバックドアを求めるのは様式美のようになってきましたが、今回は裁く側が敵のようです。

マンハッタン地方検事が巨額を投じてiPhoneハッキング研究所を運営している事が明らかになりました。

約11億円のハイテク研究所

オンライン系の技術に詳しいFast Company誌の調べにより、最近マンハッタン地方検事であるサイラス・ロバーツバンス・ジュニア氏が1000万ドル(約11億円)を投じて何らかのハイテク研究所を監督、運営している事が明らかになりました。

このハイテク研究所は「Mind-bending hardware(難解なハードウェア)」を研究するために、元軍人などを採用した技術研究チームが無線通信を遮断する無線周波数隔離室で研究に勤しんでいるとの事。

この「Mind-bending hardware(難解なハードウェア)」は実はiPhoneの事であり、サイラス検事は巨額を投じてiPhoneのハッキングをこの研究所で行なっているというワケです。

施設設備として数千台のiPhone、1秒あたり2,600万個のランダムパスコードを生成するスーパーコンピューター、熱を使用せずにメモリチップを分解できるロボット、破損したデバイスを修復して再びアクセスできるようにする専用ツールなどがあるそうです。

この研究所にあるiPhoneはすべてPCに接続されているそうで、研究所側のアプローチに対してiPhoneがどのような動作を行うのか追跡記録されており、何かしらのセキュリティホールなどが発見されれば研究者はすぐにそれを特定できるようになっている模様。

またこの研究所に持ち込まれているiPhoneはすべて何らかの犯罪に関係ある押収されたiPhoneだそうで、何らかの理由で裁判所からAppleにロック解除申請できなかったiPhoneを解除しようとしているそうです。

法的に不正アクセス関係の法を犯している感じがしなくもないのですが…法執行機関ならこのような行いも許されるんでしょうかね…?

ちなみにサイラス検事は最終的に、犯罪を未然に防ぐために「暗号化防止条例」というとんでもない条例を導入しようとしている人物でもあります。

まとめ

検事が押収したスマホをロック解除するための研究所を運営している事も法的にどうかと思いますし、暗号化防止条例とかサイバー犯罪し放題になりそうな条例は本当に勘弁して欲しいところです。

押収された上で裁判所からAppleにロック解除申請できなかったiPhoneを対象にしているとの事ですが、それでも研究施設でロック解除を試み続けるのは何か違う気がしなくもないですね。

iPhoneをチェックする

 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:MacRumors

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