このクオリティで非公式!?1977年以降のAppleコマーシャル全集爆誕
今や世界では知らない人がいない程の大企業となったApple、初めはごく少人数の手作りPCの手売りからスタートし、MacにiPod、iPhoneなどを世に送り出してきました。
そんなAppleの映像コマーシャルを集めたサイトがリリースされたのですが、なんとコレが非公式のファンサイトという事でかなり注目を集めています。
公式レベルのクオリティ
メディアグラフィックデザイナーであるサム・アンリ・ゴールドさんはこの度、1977年以降のAppleコマーシャル動画を集めた非公式ファンサイト「The Apple Archive」を公開しました。
ここにはすでに1,000を超えるAppleの映像作品とも呼ぶべきコマーシャルが格納されており、1977年のApple IIの発売前コマーシャルから、iPhone 11のカメラハックまで収められています。
“I give the people what they want, and they always want more.” Kenya Moore, Real Housewives of Atlanta, Season 9
— Sam Henri Gold (@samhenrigold) January 15, 2020
The world’s largest Apple Archive is now live…again. I’m very proud of it, please enjoy/share. https://t.co/2TuYpNtCqm
1977年の映像をデジタルデータ化したものを一体どこで手に入れたかは定かではないですが、彼は2017年頃からAppleのコマーシャル映像データを収集していたようで、かなりの数を集めることに成功し今回の公開に至ったようです。
コマーシャル以外にもイベント時の映像なども公開されており、若かりし日の故スティーブ・ジョブズの姿や、今や伝説となっている初代iPhoneを発表した時のイベント映像なども見る事ができます。
言ってしまえばAppleのコマーシャル博物館的な存在なのですが、これほどのクオリティのものを1個人で作り上げたとあって今かなり注目を集めています。
ここで問題となるのは、例えコマーシャルとは言え著作物を大量に収集して無許可で公開している点で、彼は「多くの人にAppleの映像作品を見て共有して欲しい(意訳)」としているものの、Appleや撮影者に訴えられたらほぼ100%勝てない状態です。
どうも許可や転載基準を満たしたような表記などはサイト内で見つかっておらず、かなりの数の表示物が無許可で公開されている可能性が高いのです。
実は彼は過去にAppleのコマーシャルを無許可でYouTubeで公開し続け垢BANを食らっている過去があるようで、せっかくこういった後世に残りそうなサイトを作ったワケですから、権利関係などはクリーンにしておいて欲しかったですね。
まとめ
Appleがこのサイトに対して何らかの法的手段を取るとは思えないのですが、せめてAppleに許可を取って公式ファンサイトみたいにしてから公開して欲しかったですね。
非常に面白い映像作品なんかも多いので、気になる方はWi-Fiに接続の上楽しむのもアリなのではないでしょうか?