App Store収益540億ドル突破!年間ダウンロードTOP10も判明したぞ

今や誰もが持っているスマホ、Appleだけでも14億のアクティブユーザーがいると言われており、エコシステムを運営するAppleにとっては重要な収入源となっていますね。
調査会社の調べによるとAppleのApp Storeは未だ成長中の市場だそうで、昨年の売り上げは540億ドル(約6兆円)にもなっているそうです。
売れ筋はやっぱりSNS
iPhoneが爆発的に売れる要因ともなったアプリダウンロードエコシステムであるApp Store、2008年のiPhone 3G発売とともにリリースされており、それまでの常識を覆すような自由なアプリケーションのインストールは多くの関心を集めました。
特に個人が開発したものも無償提供・有償販売できる自由度は開発者らにとって非常に魅力的で、サービス提供側もユーザー側も活発に利用し今や世界最大規模のスマホアプリストアに成長しています。
そんなApp Storeの昨年2019年度の売り上げはおよそ540億ドル(約6兆円)との調査報告が上がっており、ヨーロッパ諸国の国家予算レベルの収益となっています。
2018年と比べると16%も収益を引き上げているそうで、スマホが昔よりも売れなくなっているように感じる今も成長する超巨大市場となっている事がわかりますね。
調査会社の調べで、世界中でどのアプリが昨年ダウンロードされたのかのTOP10も公開されており、App Storeの場合は『TikTok』『YouTube』『WhatsApp』とSNSが、Google側も『WhatsApp』『TikTok』『Facebook』とSNSが特にダウンロードされている事がわかります。
携帯電話は元々コミュニケーションツールですから、高度化してスマホとなっても繋がりの輪を広げるツールとして活躍しているのが良くわかりますね。
しかしTOPの『TikTok』はアメリカ政府が「国家安全保障上の脅威」であると認定したり、情報収集や特定層の監視ツールとして使われているといったニュースも散見され、素直に喜んで良いものとは言い難いですね。
スマホの使用時間やながらスマホなどが社会問題となっている全世界的には、App Storeは最高のエンターテイメントであり最悪のコミュニケーションツールとなっているのが見て取れますね。
まとめ
App Storeだけでヨーロッパ諸国の国家予算レベルの収入というのは本当に途方もないですね…この他にiPhoneなどの販売収益などもありますから、さすが世界最大のIT企業といった感じですね。
Appleによる正式な発表は1月28日の午後に予定されているそうですが、2016年後期から総ダウンロード数は公表されなくなってしまった為、正確な総ダウンロード数などは残念ながら公表されないと考えられています。