1回の充電で5日間動くスマホ!?バッテリー業界に革命をもたらす技術確立へ

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by メカ村

スマホのバッテリーについては様々な新素材や新規格のものが度々ニュースになっているのですが、未だそれらが新しいスマホに採用された、なんて話は聞きませんね。

しかし今回お伝えするニュースは、充電池の常識を覆しバッテリー業界全体に革命をもたらしそうな新しい技術とあって、業界ではかなりの注目を集めているようなんです。

リチウムサルファーバッテリー

オーストラリアにあるモナシュ大学の宇宙工学の教授であるマドフート・シャイバニ博士は先日、リチウムイオンバッテリーに変わる新しいバッテリーとしてリチウムサルファーバッテリーを発表しました。

このサルファーとは硫黄の事で、研究については2009年にカナダのウォータールー大学が始め、2020年現在もほとんど商業化に成功していないバッテリー技術です。

このバッテリーが世界的な注目を集めているかと言うと、現在主流になっているリチウムイオンバッテリーに比べ10倍近い理論容量を持ち、資源自体も豊富で安価に入手可能でき環境にも優しく、難燃性の電解質を採用するのでリチウムイオンバッテリーよりも安全だからだそうです。

具体的には、1回の充電でスマホを5日間利用できたり、1回の充電で1,000km以上走行可能な電気自動車を作る事も可能だそうで、バッテリー業界にとっては夢の技術と言えるでしょう。

ではなぜ良い事づくめのこのバッテリーが未だ商業化に成功していないかと言うと、このバッテリーは極端にサイクル回数が少ないという問題点を抱えており、世界中で多くの研究者が研究しているにも関わらずサイクル回数をリチウムイオンバッテリーに近づける事もできていなかったとの事。

そしてシャイバニ博士はどうやらこの問題をクリアしたそうで、残念ながら解決方法は秘密であるもののすでにリチウムイオンバッテリーと同じ外装で試作品を完成させ、現在テストに移っているそうです。

リチウムイオンバッテリーと同じ外装を採用でき、整形も比較的用意という事ですぐさま現行品と交換できてしまう汎用性も見せており、シャイバニ博士が現在行なっているテストを終えれば急速な勢いで普及する可能性を秘めているそうです。

このバッテリーがどのタイミングでスマホに搭載され始めるかはわかりませんが、環境問題などに厳しいAppleはコバルト採掘の問題などからもリチウムサルファーバッテリーを採用するのはまず間違いないでしょう。

まとめ

同じサイズで充電容量が理論上10倍近くなるというのは、バッテリーを搭載する家電製品メーカーにとって嬉しいニュースであり、しかもそれが環境に優しく安価だというのですから、朗報と言って差し支えないでしょうね。

ちなみにリチウムサルファーバッテリーについては、2020年内にSONYでもリリースする予定があるそうで、世界中からリチウムイオンバッテリーがなくなる日も近いのかも知れません。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

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