マリオカートツアーが任天堂の収益の柱に、リリース後98日で81億円を稼ぎ出す

任天堂がスマホゲームの分野で順調に売り上げを伸ばしています。
マリオカートツアーはリリースしてからわずか98日間で81億円も売り上げてしまったんです。
今回はすこぶる好調な任天堂のゲームアプリに関するデータを紹介しますよ。
リリース後98日間のダウンロード数を比較
マリオカートツアーはリリース後98日間で1億4230万ダウンロードされました。そのうちの5940万ダウンロードはApp Storeでダウンロードされたものです。
この数字は同期間の間のApp Storeゲームアプリの総ダウンロード数の41.8%を占めるほどでした。
ちなみにスーパーマリオランはリリース後98日間で4420万ダウンロードされ、そのうち4000万ダウンロードはApp Storeでダウンロードされました。
リリース後98日間の売り上げを比較
マリオカートツアーはリリース後98日間でApp StoreとGoogle Playで7510万ドル(約81億円)もの売り上げを計上しています。
同アプリは月額550円のゴールドパス等のサブスクリプションと一部ゲーム内での課金で収益をあげています。
81億円という数字はファイアーエンブレムヒーローズに次いで2番目となります。ファイアーエンブレムヒーローズは同期間でマリオカートツアーの10分の1以下のダウンロード数にも関わらず、収益額は1億2360万ドル(約133億円)と圧倒的な売り上げを叩きだしています。
スーパーマリオランで始まった任天堂のスマホアプリですが、当初はうまく収益化できず累計2億ダウンロードされた段階に至っても「満足できる数字に至っていない」と任天堂は決算発表の場で述べるほどでした。
これにより1回限りの買い切りの形をとっていた為、スーパーマリオランの収益化に失敗したと任天堂は判断したようです。
任天堂はApple Musicのようなサブスクリプション型に方向転換し、マリオカートツアーの成功に結び付くことができたという訳ですね。
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