iPhone 12はA14Bionicプロセッサを採用、5nmプロセスを採用することで飛躍的に進化する

中時電子報がiPhone12のAチップについての情報を公開しました。
iPhone12に搭載される予定のA14 Bionicプロセッサは何と5nmプロセスを採用するとのことです。
5nmプロセスの何がスゴいのか?
A12およびA13Bionicチップは7nmプロセスを採用してきました。
同じ7nmプロセスだったA12BionicのiPhone XRとA13BionicのiPhone11のパフォーマンスの差は約2割程度しかありません。
これはトランジスタを載せるダイの大きさを広げたことでトランジスタの数を23%しか増やせなかったことが大きな要因となっています。
7nmから5nmプロセスになるということはトランジスタ密度が一気に高くすることができるので総トランジスタ数が大幅に増やせることを意味しています。
もちろんその分製造コストがかかる為、ダイの大きさはある程度制限される可能性が濃厚。
これまでのAチップの進化から考えると、トランジスタの数及びパフォーマンスは少なくとも30%、最大60%向上する可能性があると言えます。
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