AirPods ProのレイテンシーはAirPodsの半分に改善、音ゲーが楽しめるように

AirPods第1世代、第2世代では遅延(レイテンシー)が大きく音ゲーに不向きだと言われてきました。
実際Lightningコネクタでつなぐイヤホンと比べると4倍程度遅延があったというデータがあります。
ところがAirPods Proでは公式HP上にH1チップを採用したことで「オーディオ処理のレイテンシが驚異的に低くなりました。」と書かれています。
これが本当なのかStephen Coyle氏が実際に検証しました。
※レイテンシーの調査はマイクが取り込んだ音とユーザーがタップした誤差を記録したものなので、どれだけ0ミリ秒にはなりません。iPhoneのスピーカーの音でプレイした際の誤差が70ミリ秒なのでこの数字が事実上のレイテンシーが0となります。
こちらが検証結果となります。
- AirPods(第1世代):274ミリ秒
- AirPods(第2世代):178ミリ秒
- AirPods Pro::144ミリ秒
レイテンシーは第1世代の約半分、第2世代の2割減といったレベルにまで改善されています。
まだ改善の余地はありますが、Beats Studio3やソニーのWH-CH700Nと比べて大きな差があることが分かります。
とは言え、レイテンシーの存在自体はあるので音ゲーや格闘ゲームをプレイする際にはワイヤレスイヤホンはまだまだ不向きなのかもしれません。