アメリカの海軍がTikTokをセキュリティの脅威と認定、政府提供のデバイスから削除

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by しんや

アメリカの海軍は、サイバーセキュリティ上の観点から、中国発のSNSアプリであるTikTokを政府提供のモバイルデバイスで禁止することを決定しました。

今週初めに、軍関係者向けのFacebookページにて通達されたようです。

セキュリティ上の懸念からTikTokが排除される

ロイター通信によると、軍関係者向けのFacebookページに投稿された投稿で、TikTokを削除しなかった軍人は海軍海兵隊のイントラネット(組織内のプライベートネットワーク)からブロックされると発表しました。

そして、iPhoneやiPadなどの政府提供のモバイルデバイスにTikTokをインストールしない、もしくはすでにインストールされていればアンインストールするように指示されたと報じられています。

TikTokに対する不信感が要因か

TikTokはショートムービーをネット上に公開するアプリで、以前にTikTokに投稿された一部の動画が軍事機密を脅かす可能性が指摘されていました。

その後も、アメリカの議会でTikTokの危険性について議論されるなど、アメリカでは問題視する声も高まっています。

今回の海軍の決定は、そのような背景から、サイバーセキュリティへの脅威について積極的に対処するための一環であると推測されます。

海軍と国防総省もコメント

海軍の報道担当は声明で、以下のように述べました。

Naval and Marine personnel who use government issued smart devices are generally allowed to use popular commercial apps, including common social media apps, but from time to time specific programs that present security threats are banned.

政府提供のモバイルデバイスを使用する海軍および海兵隊員は、SNSアプリを含む一般的な商用アプリの使用を許可されているが、セキュリティの脅威を有する特定のプログラムは禁止される場合がある。

ただし、具体的に安全とされるアプリや許可されているアプリについては言及されていません。

また、アメリカの国防総省も、「TikTokの利用による潜在的なリスクを特定し、関係者の個人情報を保護するために適切な措置を指示する」と述べました。

参考:ロイター

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